免疫力を高めよう!がん克服のためのページ

癌の知識、治療のあれこれ、免疫力、癌と向き合うメンタリティ、イメージング、食事、最先端医療などの情報をお届けします。

免疫力を上げる鍵 短鎖脂肪酸

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がん治療には腸内環境の改善は必須だと私は考えています。

腸は免疫力と非常に密接に関係しているからです。

腸内には善玉菌や悪玉菌、日和見菌といわれる細菌があります。

腸内には、100兆個以上、数百種類もの細菌が住んでいます。

 

細菌のバランスは人によって違います。

どの菌が多いか、影響が強いかによって、癌や糖尿病、老化、シミ、シワ、うつ病にまで影響があるのではないかといわれ、世界中で腸内環境の研究が、国家的なプロジェクトとして動き続けています。

 

以前にも述べたことですが、私の周りでもアトピーや癌、その他の病気でも腸内環境を改善することで病院で治療を受けている人、そうでない人にかかわらず、病気から回復している人が少なからず出てきているからです。

 

腸内フローラ、つまり腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)といわれる腸内の細菌の生態系の環境を、より健康的にすることにより、病気になりにくくしたり、癌に罹っていても回復をし易くする可能性が期待できます。

 

▇腸内環境に良い画期的成分 「短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸は腸内環境を改善するのに有効な物質として、最近非常に注目されている健康成分です。短鎖脂肪酸酪酸やプロピオン酸、酢酸などの有機酸のことです。

短鎖脂肪酸は通常、腸内細菌が食物繊維をエサに作ります。

短鎖脂肪酸は食事から吸収することは難しく、腸内細菌が食物繊維をエサに通常生産します。

しかし腸内環境の悪い人はその能力も著しく落ちていることが考えられます。

 

短鎖脂肪酸の主な働き

・大腸の持続性収縮の維持

・腸内を弱酸性に保つ

膵臓の粘液分泌を助ける

・抗炎症作用(炎症性サイトカインの抑制)

・腸及び、腸内環境改善による免疫向上

ブドウ糖代替エネルギー源(ケトン体)

・肥満予防

・インスリンの分泌量を増やす

・腸粘膜のエネルギー源

・大腸での水・ナトリウム・カルシウム・マグネシウムの吸収促進

 

短鎖脂肪酸は、ビフィズス菌などを腸内細菌叢に誘導することで、大腸内の酸性度を低下させクロストリジウム属などの腐敗菌の増殖を抑制し、腸内フローラ(腸内細菌叢)の改善作用も確認されている優れものです。

 

個人的には、乳酸菌と短鎖脂肪酸をダブルで取りいれることを習慣とすれば、大幅な腸内環境の改善サポートが期待できると思っています。

腸内環境を健康的にして、免疫力を向上させたい人は特に試す価値はあると思います。

 

最近では短鎖脂肪酸そのものを液体型のサプリメントで手軽に取りいれることができるようになっています。

 

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大腸がん 食事で一番リスクの高い物は?

大腸がん 食事で一番リスクの高い物は?

 

日本人に増えているがんといえば大腸がんです。

大腸がんの原因というと、一般的に食事による原因が一番高いといわれています。

ただ明確な素材としては、今のところある一つを除いて、はっきりとしたことは分かっていません。

日本は目立って大腸がんが増えている

OECD経済協力開発機構によると、1960年頃からのデータを見るとアメリカを中心とした欧米では大腸がんは減ってきています。

しかし日本は1960年と2009年頃を比較すると大腸がん死亡率は約2倍になっています。

 

もちろん高齢者が増えればがん患者も増えるとは思いますが、他のがんと比べて大腸がんは増えています。

 
食事の影響って具体的には?

食事、特に食の欧米化の影響は少なからずあるといわれています。

個人的には、日本人にはあまり欧米の食事は、体質的にも合っていないと思います。

 

もともと農耕民族ですので、雑穀や根菜などがとても体質に合っており、乳製品や肉類、砂糖はやや苦手な民族だと思われます。

 

事実アジア人の多くは糖質の代謝が苦手な民族が多いのです。

また炭水化物や糖質の摂取量もどんどん増えていますのでそのあたりの影響も十分に可能性としてはあると思います。

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腫瘍型のがんは特に糖質がとても良いエサになってしまいます。

 

炭水化物も体内では糖質に変化しますから、お米やパン、小麦粉、スイーツ、ジュースなどを毎日必要以上に食べる人は要注意です。

 

糖質は絶対にダメ!とはいいませんが、がん患者、がん予防に関しては糖質はある程度控えた方がよいことは間違いありません。

 

大腸の健康に有害なものとは?

大腸がんに話をもどしますが、最近わかってきた大腸の健康に悪い物の一つにアルコールがあげられます。

国立がん研究センターによると、飲酒が大腸がん、直腸がん、結腸がんのリスクを引き上げることがわかっています。

 

それは飲酒量が増えれば増えるほどリスクも比例するようで、飲酒には注意が必要です。

肉よりもタバコよりも、アルコールの方があきらかに大腸には悪いということがわかっています。

 

特にお酒を飲むと少量でも顔が真っ赤になる人は、アルコール分解の能力がかなり低いので、飲酒自体おすすめしません。

活性酸素が大量に体内に発生する原因になります。

そういった人がタバコを吸うと、食道がんのリスクも大幅に引き上がります。

 

どうぞ飲酒は適量にしてください。

 

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癌予防と運動

癌予防と運動

癌予防について最近熟々思うことがあります。

それは運動の効果です。

 

このことはもともとそういわれてきたことですが、私は運動が体の免疫力の維持、老廃物の排出、血液の浄化にとても重要な役割を持っていると実感しています。

運動がもたらす免疫力向上の理由

・血流がよくなれば病気になりにくい。

血流がよくなれば老廃物の排出や免疫細胞の働きが活発になることは確認されています。あなたは毎日しっかり運動をしてますか?

 

汗をほどほどかくような運動は体の新陳代謝を活発にします。

免疫細胞の働きも血流に大きく影響されますし、運動をすると成長ホルモンが増えます。

 

成長ホルモンは体の回復や様々な調整機能をもった重要なホルモンです。

中高年になってくると成長ホルモンの分泌が悪くなってきます。

 

運動は筋肉を増やし、体の代謝を良くし、成長ホルモンを増やします。

ですから運動はあらゆる面で良いことばかりです。

 

わたしは一日平均大体1万歩ほど歩きます。

体調がよく、ある程度動ける方は是非一日トータルで1時間、もしくは1万歩程度の効果がある運動をして欲しいと思います。

 

追記:高齢者は1日6000歩までで良いという情報もあるようです。

理由としては、歩きすぎると足の血管を損傷して、血管系の病気なる場合があるようです。

何事もほどほどですね。