免疫力を高めよう!がん克服のためのページ

癌の知識、治療のあれこれ、免疫力、癌と向き合うメンタリティ、イメージング、食事、最先端医療などの情報をお届けします。

癌患者が気にするべきは癌ではない

癌患者が気にするべきは癌ではない

そう言ってしまうと、え?となってしまいますね。

でもそうなんです。癌患者が亡くなる場合、殆どの患者さんは癌では亡くなりません。

多くの方は、癌で内臓を破壊されて臓器不全でなくなると思っている人も多いのかと思いますが実際は少し違います。

 

癌患者さんの場合、約8割の患者さんは何らかの感染症で亡くなっています。

つまり患者として、家族として、1番に気をつけなければならないことは、体のケアです。

それらを見逃すと、免疫力が低下し感染症で亡くなる場合があります。

 

具体的には心のケアと食事のケアです。

癌を煩うといくつかの理由で痩せてしまいます。

それは癌特有の影響もありますし、ストレスの影響もあります。

癌によって先々の不安やストレス、場合によっては先の見えないトンネルの様な悩みから鬱状態になってしまい、とても食事どころではない人も少なくありません。

食欲が落ちてしまい、食べられなくなったり不眠になったり。

ただでさえ病院の小食では栄養が不十分です。

食欲不振で、栄養が足りなくなれば免疫力は確実に下がります。

筋肉も落ちて体温も下がり良いことはありません。

 

結果として肺炎や敗血症、その他の感染症にも罹りやすくなり、癌以外の原因で亡くなることがとても多いのです。

ですからそれを防ぐためにも次の事柄に注意が必要と私は考えます。

 

心の健康の重要性

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心が不幸だと全てが不幸になる。

人間は前向きにも後ろ向きにも思考する生き物です。心が豊かでないと健康にはなれない生き物です。

食欲も免疫力も同じです。豊かな心、豊かな食事が健康をもたらします。

 

元気がない人には癒やしが、心のケアが必要なんです。それにはやはりカウンセリングが有効だと私は考えます。患者のことを理解し癌について学んだカウンセラーであれば尚よいです。

いずれにせよ患者がネガティブな精神状態にあるのであれば、カウンセリングは必要です。

ただカウンセラーだけがカウンセリングできるわけではありません。

同じよう病気と前向きに闘っておられる方や、自分らしく生きておられる患者さんと話をするだけでも違います。

 

今はさまざまな書籍もあります。

そういった書籍からも人生のヒント、治療のヒントも見つかることもあります。 

 

不安、ストレスの軽減は治療効果をあげます。ストレスで不眠や免疫力が低下してしまってはもったいないです。

そのために必要であれば積極的にカウンセリングを行うことが有効です。

 

食事の重要性 低栄養は危険 

 

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まずはバランスの良い食事が大切です。

 

入院されている患者さんは特に食事のケアも重要です。

それは病院の食事が明らかに不十分だからです。

入院されたことがある方ならお分かりと思いますが、病院の食事は必要最低限の内容と思わざるをえません。断食道場として活用するなら最適なのですが、癌治療として考えた場合は疑問です。

 

ご飯、お味噌汁、小さめのおかずに付け合わせ、小さなデザート。そんな程度です。

カロリー的にも栄養的にも癌患者の場合は、病院で出される食事、それよりもずっと多めに必要だと私は考えます。

それは糖質やタンパク質は癌によって非常に奪われやすい状態なんです。

特にタンパク質は多めに取る必要があります。

お肉は良くないという考え方もあるのですが、豚肉であれば、しっかり食べた方がよいと私は考えます。

 

癌患者の方でお肉を完全に絶ってしまいベジタリアンの様な生活をする人がいますが、私はさすがにそこまでやるのは望ましいとは思いません。もちろん野菜をしっかり摂ることはとても有効です。

お肉に関しては、膵臓癌以外の癌でお肉の影響が色濃いデータを私はあまり知りません。

胃がんはピロリ菌、大腸癌も肉よりも最近ではアルコールのリスクがずっと高いことで知られています。

参考:国立がん研究センター 飲酒と大腸癌リスクについて

 

お肉なら豚肉がおすすめ!

お肉は効果的にタンパク質を多く取ることができる食材です。

特に豚肉は最高のタンパク源です。

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豚肉にはタンパク質やビタミンB1が豊富に含まれています。

タンパク質は体の細胞や筋肉を作る源泉です。そしてビタミンB1は代謝効率を良くし、体の細胞の修復を補助し疲労回復を助けます。

タンパク質、ビタミンB1のみならず、ビタミンは癌を克服するためには必要な栄養素です。

 

病院の食事や自宅での食事が小食では、タンパク質やビタミン不足になってしまい、病気と闘う気力、体力がつきません。癌はタンパク質分解誘導因子というものを放出します。それの影響で筋肉もどんどん消費していきます。

 

癌になったら断食する人も希にいますが、それはどうかと私は思います。

免疫力は空腹で活性化することはわかっていますが、栄養が不足してしまっては長期的には免疫機能もしっかり働いてくれません。

少なくとも、タンパク質やミネラル、ビタミンは十分に取りいれなければなりません。

野菜とお肉をバランス良く食べ、できるだけ体力が落ちないよう糖質は控えめにしながらもしっかり食べて運動をした方が確実に健康に近づくと思います。

 

調味料も活用する

味気ない食事だと、食欲もあまり進まないことも多いと思います。

そのような場合は酢やお出汁、肉にはゆず胡椒などの調味料を活用して食べることも一つの方法です。

塩分や砂糖を取りすぎないように調味料を効果的に活用してください。

 

品数を独自で増やすことも

特に入院されている方で食事制限の指示が特別ないのであれば、一品、二品くらい家から持参してもらったり、何か追加で食べるなりした方が絶対に良いです。

 

特に高齢者はそもそも栄養不足の人がとても多いので、長期入院の際はタンパク質やビタミンなどの栄養を独自で補って下さい。

 

 

 

本当に有能なドクターは治療のことだけでなく、これらのことの重要性を知っています。

 

癌を治すには低栄養状態は厳禁です。

 

 

▇癌を消すため、野菜や果物を上手にとる食事の秘訣はこの本では参考になります。

ガンが消えていく食事 成功の秘訣

ガンが消えていく食事 成功の秘訣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

癌患者が避けるべき食材

あなたはどんな食事をしていますか?

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食事は人間にとって、最も重要な意味を持ちます。

それは毎日、体に取り入れる物が健康にも不健康にも確実に影響してしまうからです。

医者は癌治療において、食事に関してはあまり関心がないようです。

医者に食事のことを聞いても特に何もアドバイスはくれません。好きな物を食べればいいと必ずいいます。

患者さんとしてみれば、あらゆる可能性を探りたい、もっとアドバイスがほしいのに。

そんな気持ちでいっぱいですよね。

 

しかし医者は食事、栄養学の専門家ではないのですから仕方ないです。

 

とはいえ病院の治療だけをすれば良いのでしょうか?

私はそうは思いません。

 

以前どなたかが、「人は食べたものの様になる」という名言を言っていました。

 

その意味は、肉ばかりを食べる人は筋肉質で強い体になり、性格も荒々しい。野菜ばかりを食べる人は野菜のようにスリムになるがそればかりだと弱々しい。油物ばかり好む人は体にも脂を蓄え、油のようにくどい性格になる。

甘いお菓子ばかり食べる人は、自分に甘く、血もドロドロしてくる。

そんな意味合いだったと思います。

そう思いませんか?

 

やはり食生活をしっかり見直さないと、決して健康にはならない良い例えだと思います。

あなたは普段どんな食生活を心がけていますか?

 

特に癌患者の方におすすめしたいのは、良い物を取り入れるだけでなく、やはり避けた方が良い食材もしっかり覚えておいた方がよいと思います。

世の中、得てして引き算は大事です。

自分にとって余計な考え方や余計な行動、そして余計な食事は引き算しましょう。

 

 

癌患者が避けた方が良い食材

・糖質は控えめにする

親しい栄養学の先生から良く聞くことですが、最も重要で究極な食生活は、バランスの良い食事を心がけるのが基本だそうです。

私もこれに勝る物はないと思っています。

 

ただ癌の場合、できるだけ糖質は少なめにしておいた方が良いそうです。

このブログでも以前何度かお話したことです。

 

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糖質は癌のエサともいいます。

癌細胞の栄養源は糖質のみです。

糖質を取れば取るほど癌を元気にしてしまう可能性があります。

パン、白米、お菓子は減らし、時には玄米や雑穀米などをローテーションで食べると良いと思います。

完全に糖質を避けることはできません。調味料は揚げ物のパン粉などにも糖質は含まれています。

そこまで気にしていたらストレスになるので主食の糖質やお菓子を減らすようにする程度で良いと思います。

 

 

・乳製品も控えめにする

これは確定ではありませんが、乳製品はアルコールに次いで、日本人の大腸癌の原因になりうる食材です。

日本人には体質的にあまり乳製品は合わない可能性が高いです。

特にチーズや牛乳などは欧米人と比べて日本人には悪影響という医者もいます。

大腸癌が急速に増えてきたのは高齢化だけではないでしょう。

やはり食の欧米化の影響は否定できません。

 

日本人はもともと雑穀類、根菜類中心の食生活をしてきた人種です。

ヨーグルトの様な乳酸菌は、乳酸菌としてのメリットが大きいのですが、それ以外の乳製品はさけておいた方が無難に思います。

牛乳にはIGF(インスリン様成長因子)というものが含まれています。

このIGFは健康体の人には良いのですが、癌患者の場合はマイナスに働く可能性が示唆されています。

参考:インスリン様成長因子 - Wikipedia

 

IGFはmTORC1というタンパク質を活性化させます。

これが癌細胞まで活性化させるという考え方があるからです。これはまだ不確定要素もあり、賛否両論意見があるようですが、私は避けた方が無難だと思います。

カルシウムやミネラルは他の食品でも摂れます。

あなたが日本人なら乳製品は治療の間は控えた方が良いかもしれません。

 

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ただ、食事制限がストレスになるのであれば、無理にしなくても良いです。

完璧主義は逆効果です。

心理的には、制限して我慢するという考えではなく、避けると特して元気になるとイメージしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に自分に合った癌治療を選択する

本当に自分に合った癌治療を選択する

日本で癌治療をする場合、標準治療に基づいて治療をするのが基本となっています。

しかし、それらの治療方法には問題点も多く、本当に患者のためになっているのか疑問に思うことがあります。

 

標準治療のメリット、デメリット

 

◆外科手術のメリット

・腫瘍などを取り除くことができる

◆外科手術のデメリット

・手術による患者の肉体的、精神的負担が大きい

・手術箇所によっては機能障害が残る場合もある

(例:消化器官や膀胱、腸など)

・場合によっては合併症で死亡する場合もある

 

放射線治療のメリット

・体をメスで傷つけずに治療ができる

放射線治療のデメリット

・個人差はあるが、さまざまな副作用がある

・痛み、吐き気、倦怠感、食欲不振、めまいなど

 

抗がん剤のメリット

・血液系の癌であれば治癒が期待できる

抗がん剤のデメリット

・強い抗がん剤の場合は体への負担が多大

・吐き気、熱、倦怠感、下痢、抜け毛、爪や骨の変形、貧血などさまざまな副作用。

・場合によっては一回~複数回の抗がん剤投与で死亡する場合もそれほど珍しくはない。

(例:抗がん剤の影響で免疫力が低下し肺炎で亡くなるなど)

 

 

 

患者とその家族の方は、ぜひ標準治療、自分の癌についての知識をしっかりと学ぶ必要があります。

何もかも医者任せでいると、本当にどこまで患者個人のことを考えて立てられた治療プランかわかりません。私たち医者ではない素人は知識があまりにも無いからです。

医者を信じることも大事ですが、疑うことも同時に必要なんです。

基本的には医者は癌の種類や患者の状態によってどんな治療を施していくかを決めていきます。しかしあくまで国が取り決めた標準治療です。

それはマニュアル化されています。

 

理由は全国で均一に安定した癌治療を受けるためということがあります。

たしかにそうかもしれませんが、患者個人からしたらありふれた治療法という捉え方もできます。

 

それに癌患者は日々どんどん増えてきています。日本は高齢化していますから、年を取れば癌になりやすくなるからです。

しかし反面、医者の数には限りが有り、彼らはとても多忙です。

患者ひとり一人に特別な治療を考えている余裕もありません。

誠心誠意対応してくれる医者もいますが、そうでない人もいます。

 

癌は種類も多く、患者に対する症状、進行状況など千差万別です。

癌治療は本来、患者ひとり一人にあった治療法があるはずだと私は考えます。

 

 

それはまさに心理カウンセリングと同じだと思うのです。

患者の生きてきた経験や考えは人それぞれです。それをもとにカウンセリングをしますが、癌もやはり人それぞれ。

本当に自分に合った治療法を選択したいものです。

 

患者の癌は人それぞれなのですから、やはりベストな治療法はそれぞれにあるはず。

 

 

ですからまずは自分の癌について、勇気を持ってとことん調べることは重要です。

そして、とことん医者に相談し、セカンドオピニオンやサードオピニオンは行うべきだと思います。

その場合、患者の質問や要望で機嫌をそこねるような医者は最低な医者なので病院を変えるほうが賢明です。

 

 

医者任せの人は是非、自分の癌を調べることから始めてください。

 

 

 

 

 

性格から見る癌になりやすい人

癌になり易い性格

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癌の原因には遺伝子、生活習慣、ウィルスなどさまざまな要因があります。

 とはいえ、人間は心の影響が体に強く反映すると私は考えます。

笑えば免疫力が活性化されることは医学的にも証明されています。ストレスは免疫力を下げることも証明されています。自分がどう感じるか、どう思うか一つで免疫力にダイレクトに影響します。

それほど心の状態は大事だということです。

 

部屋の乱れは心の乱れとよく言いますが、心の乱れは体の乱れと言ってもあながち間違いではないかもしれませんね。

もちろん病気になったから、あなたは性格が悪いんだよ!なんてことを言いたいわけではありません。。。あくまで傾向の話です。

 

私自身いろいろな人と接してきましたが、メンタリティーの側面から見ると、癌や病気になりやすい人にはいくつかの傾向があるように感じます。

 

今日は視点を変えて、メンタリティーの側面から考えてみましょう。

 

メンタルから見る 私が考える病気になりやすい人の傾向

・嫌われることをとても恐れる人

・いつも言いたいことをはっきり言えない人

・周りに気を遣い過ぎる人

・怒りっぽい人

・感謝のない人

・何かの為にいつも無理してがんばっている人

・生き甲斐が無くいつ死んでもいいと思っている人

・親も癌だったから私も癌になるかもと常に思っている人

 

これらの傾向に当てはまる人が多いように感じます。これらの中には鬱病の人に多い傾向が含まれています。鬱病に限らず癌に関しても同じような傾向を個人的には感じます。

 

これらすべてはストレスに直結しています。

ストレスという言葉に置き換えると、たしかに簡単にまとまります。

たしかにその通りなのですが、そのストレスの元になっている部分を、自分の内側から深掘りして見ていく必要があります。

 

簡単に解説していきます。

・嫌われることをとても恐れる人

・いつも言いたいことをはっきり言えない人

・周りに気を遣い過ぎる人

嫌われることを恐れたり、言いたいことが言えない、気を遣いすぎる性格の人は、自分に自信がなく承認欲求が強い傾向にあります。

いわゆる自己肯定感が低い人です。

相手を傷つけたくない、怒らせたくないという気持ちが異常に強い人です。

自分を出せず我慢が根底に根付いている人のように思います。

それが常に我慢、そしてストレスとなっているように感じます。

あまりに我慢ばかりしてきたことで、自分の疲労や我慢に気づいていない人すらいます。

 

・怒りっぽい人

怒りっぽい人、これも我慢している人が多いですね。

勝手に自分の解釈で腹を立てて思い込んでいる場合の人が多いです。

人を自分の色眼鏡でジャッジする人にも多いように思います。常に良いか悪いか、白か黒か、正義か悪か。

あるいはいつも、「なんで私がやらなきゃいけないの!」とやりたくない事を我慢している人にも多いように思います。

 

・感謝のない人

このような方も意外に多いように感じます。

あなたは感謝を常にしていますか?してきましたか?

家族、友人、食事、お金、社会、家、自然、仕事、そして自分に。

奥様に文句ばかり言う亭主関白で傲慢な人によく見受けられます。

いわゆる感謝のできない人は、自分の思ってるように人生が進まないで、常にイライラしている傾向があります。

そういったマインドも体には良くないですね。

 

・何かの為にいつも無理してがんばっている人

これは言うまでもありませんね。

一人ですべてを背負い込んでしまう人に多いです。知恵を使ったり、人に甘えることを悪としていたり、外に助けを呼ぶことのできないプライドの高い人に多いです。

人は一人では生きていけません。

 

・生き甲斐が無くいつ死んでもいいと思っている人

このタイプの人は決して性格に問題があるというわけでは無いのですが、心に活力がありません。心の健康でいえば不健康です。

当然心の状態は体に表れますから免疫細胞もいきいきとはしないでしょう。

 

・親も癌だったから私も癌になるかもと常に思っている人

意外にこういう方は多いです。そこまで真剣に想っていなくても、時折そういったことを口に出す人は自ら自分の脳にマイナスイメージをすり込んでいることをしています。

それは、自ら病気になることを自分に言い聞かせていることになります。

 

これは結構問題があります。

言葉や想いの力は決して馬鹿にはできません。

 

スポーツ選手は普段から必ず試合のイメージをします。

そのイメージングの時に負けることばかりをイメージするでしょうか。

そんなことはないですよね。

自分が勝つイメージ、成功のイメージしかしません。

マイナスイメージをすればやはり失敗するのは誰でもわかることです。

 

 

いかがでしたか?

人間の心の奥底、潜在意識はとても正直です。

あなたも普段から自分を観察し、良い心がけを大切にしてください。

自己肯定感の低い人は、自分を許すことが重要です。

あまえていいし、人に頼っても良いのです。ありのままの自分を素直に人に見せられるようになる必要があります。

 

病気に打ち勝つには治った後の良いイメージが大切です。

感謝を心がけ治った後に何をしようかと良いイメージングを、毎日心と体に教えてあげてください。

 

良い心持たないと癌は治らないと私は思っています。

 

 

 

 

 

 

抗がん剤は使うべきか使わないべきか?

 抗がん剤は使うべきか使わないべきか?

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いきなり私の結論から言いますと、最終的には患者さん自信がしっかり調べてからの判断次第ですが、私は腫瘍系の癌は使わない方が良い、血液の癌は使うべきと思います。

肺がんなどで呼吸にダイレクトに影響が出る場合など、延命措置として、あるいは手術のために腫瘍を小さくするなどの措置も、時には必要な場合がありうると思います。

 

癌患者にとって抗がん剤は標準治療を受けるにあたって避けては通れない選択肢の一つです。

病院で癌治療をするに当たって、外科手術、放射線抗がん剤を、その症状やステージなどから最適な物を選択し、時には組み合わせて治療をしていきます。

 

ただ昔から抗がん剤の持つ弊害が一つの議論を呼んでいます。

 

それは抗がん剤の副作用、そして本当に抗がん剤は効くのか?

これらの点で患者や家族からは疑問視されているという点です。

 医者の中には延命措置としてしかとらえていない人もいるようです。

延命となるとQOL(クォリティオブライフ 生活の質)の問題も出てきます。

本当に使うことがベストなのか?

 

抗がん剤の副作用

抗がん剤の副作用はその薬剤の種類や個人差もありその症状はさまざまです。

抜け毛、皮膚炎、吐き気、下痢、頭痛、冷え、しびれ、味覚障害、倦怠感、不眠などなど非常に多様な症状があげられます。

この中では吐き気に関しては最近では効果的な制吐剤が出てきましたから、ある程度は押さえられるのですが、その他の症状などは何とも対応しきれていないのが現状です。

特に味覚障害などになる人は珍しくなく、治療終了後も治らない人も非常に多いのです。

私の周りにも何人も味覚障害の人がいます。

本当に多いです。

 

抗がん剤は副作用が多かれ少なかれ患者の負担になります。

通常、抗がん剤はパフォーマンスステータスによって使う使わないが判断されます。

パフォーマンスステータスとは、わかりやすくいうと、患者の全身状態、つまり体調や生活能力ですね。

パフォーマンスステータス - Wikipedia

 

それに血液の状態、体調、体力等が、ある程度確保できていないと抗がん剤は使用できませんからね。

 

私の知る限りの範囲でしかありませんが、抗がん剤を使用するとかなり体調は悪化する人が多いです。

 

でもそれでも癌が治るならと希望を込めて多くの患者さんが使用しています。

 

 

本当に効くのか?抗がん剤の典型的な良い治療パターン

抗がん剤は特に血液系の癌には有効です。

もちろん医者が選んだ薬が癌に合うか、体質に合うかもあります。

 

 

白血病の例

白血病抗がん剤を投与。

体質にも合っていて劇的に改善。数ヶ月の入院で退院。

 

・乳がんの例

抗がん剤を投与し腫瘍が小さくなるのを確認。

その後に外科的手術で腫瘍を取り除きます。

その後予防的にさらに抗がん剤

 

あまりにざっくりな表現ですが、この様なパターンは予後が良い例です。

 

本当に効くのか?抗がん剤の典型的な悪い治療パターン

 

手術で取ることのできない腫瘍系の癌の場合、通常、治療開始は決まって強い抗がん剤を使用します。(放射線も状況によって使用)

一気に腫瘍を小さくし、あわよくば消してしまおうという判断です。

 

抗がん剤の最初の治療期間が無事終了すると、最初は大抵の腫瘍は縮小します。及び腫瘍マーカーも大幅に改善します。

この段階でたいていの人は安心します。

ただここからマーカーの値が悪くなり腫瘍がじわじわと大きくなる場合が多いようです。

 

抗がん剤により白血球の数が必ず減少するのですが、白血球の値が戻るのに時間がかかるタイプの患者さんの場合連続して強い抗がん剤は打てません。

抗がん剤で免疫力や体力が落ちると二次感染等の被害が出てくるので回復を待ちます。

 

そのタイプの人には次に最初の抗がん剤よりも効き目を落として、すこし長い期間抗がん剤を投与したり薬剤を変えます。

 

それでも効かなくなり、白血球の値の戻りが悪い人はさらに弱い抗がん剤を長期間打つパターンを試します。

 

こういったパターンの場合、体力ばかりが落ちてしまいQOLなど予後は悪いです。あくまで一例です。

 

 

抗がん剤は使わないほうが良いのか?

病院では通常、治療的、予防的な目的で抗がん剤を勧められます。

それは国が定めた標準治療ですから医者からすれば当たりまえのことです。

しかし個人的に思うのですが、私の周りで血液の癌以外で、抗がん剤で癌が治ったという人は非常に少ないように思います。

 

 

一応、昔と違い今は、抗がん剤を使った場合の生存率が何パーセントなのか、副作用についもしっかり説明されますが、ただリアルに自分の生存率を聞いてもステージの進んだ患者からすると暗い気持ちにしかなりません。

 特に肺がんや膵臓癌となると、なかなか厳しい話を聞きます。

 

もっと希望となる情報が欲しいんですが。。。

 

 

しかし最近では抗がん剤は使うべきではないという医者や、癌治療自体が無駄だからするなというような医者までさまざまです。

 

変な宗教や、代替療法なども今はいっぱい存在します。

 

こうなってくると患者の立場になれば、いったいどうすればよいのか判断できません。

 

抗がん剤はケースバイケース

実際、抗がん剤が有効な癌とあまり有効ではない癌があります。

これはネットで調べても出てきますが、多くの患者さんからヒアリングをしてきた結果でもあります。

抗がん剤が有効な癌に関しては、私の知る限りでは白血病やリンパ腫、乳がんくらいでしょうか。

これらを含む血液系の癌には抗がん剤は比較的効きやすいように認識しています。

 

それに白血病となると病院では抗がん剤しか今のところ打つ手がありません。

 

しかし腫瘍系の癌、つまり胃がん、大腸癌、肺がん、膵臓癌などにはほぼ有効でない印象を個人的には受けてます。要はこれらの癌で病院の標準治療のみで寛解の状態になった人は私の周りにはいません。0です。

たまたまなのか。。。

 

日本の医療の問題点はデータが不十分なこともあり、抗がん剤を使った場合のデータは当然あるのですが、抗がん剤を使ってない人の調査は基本的にしていないので、明白な比較対象がありません。

 

海外のデータでは抗がん剤を使った場合と、使わない場合でも予後はおおむね同じという話もあります。これについては信用に足るデータを私は持っていないので何ともいえませんが、私の周りで抗がん剤治療をしていない人は医師のしめした生存率を大幅に超えてる人も事実としています。

 

医療機関への感謝は忘れてはいけない

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ここまで結構、抗がん剤に対してはネガティブな印象が強いのですが、医療機関関係者の方への感謝の念は忘れてはいけません。

決して医療機関が悪いのでは無く、癌がそれほど手強いのです。

 

病気は癌だけではありませんし、日夜ハードな環境で従事されているドクター、看護師、薬剤師、技師のみなさん、研究機関。

そして夜中も容赦なく出動するレスキュー、救急のみなさんに対しても感謝の念が絶えません。本当に大変な仕事です。

患者を切開して手術する医者のプレッシャーは相当だと聞きます。

私の知り合いの脳外科医などは、手術前は集中力を高めるために瞑想する人もいます。

 

彼らがいてくれるおかげで私たちの生活が相当助かっていることも忘れないようにしたいです。

 

 

癌と向き合うには準備として以下の書籍がとても参考になります。

 

 

 

 

癌治療 メンタルの状態が治療に影響する

あなたはポジティブですか?ネガティブですか?

癌治療において、落ち込んでいる人より、前向きな人の方が明らかに治療成績が良い。

これは厳然たる事実だと思います。癌患者のおよそ半数はうつ状態になるといわれています。

それは治療においてやはり放っておけないマイナス要素です。

 

私の知る限り、私がカウンセリングした患者さんの中で、前向きな患者の人はとても予後が良く、余命3年と宣告された人でも5年以上経っても元気に生活されている人を少なからず見ます。癌が不思議と消えた人、癌と共存している人もいます。

 

以前カウンセリングした大腸癌の患者さんで、ステージ3でリンパ節転移がある人でも、外科的手術のみで抗がん剤は拒否した方がいました。その人は5年経過後もマーカー値も正常で、今も元気で健康的な状態でおられる人もいるわけです。担当医は何度も不思議がっていたそうです。患者が良くなって不思議がる医者がいるのかとある意味呆れますが。。。

それほど医者から見ると不思議な症例だったのでしょうか。

抗がん剤を打つなと言いたいわけではありません。抗がん剤はケースバイケースです。

抗がん剤についてまた別の機会にお話したいと思います。

 

この患者さんは、私から言わせれば、外科的切除はしてますから体内から癌細胞は著しく減り、抗がん剤を打たなかったことで自分の細胞がダメージを受けなかった。それによりメンタルや生活習慣を改善し腸内環境なども良くなり体調が整った。結果しっかり調子が良くなった。

理屈としてはそんな感じでしょうか。あくまで憶測ではありますが、的外れとまでもいかないとも思います。

 

大腸癌はステージ3でも元気に回復している人を私は何人も見ています。

大腸癌は予後も比較的良い癌です。癌の中でも女性に非常に多い癌ですが、ステージが進んでいても他の癌よりも治療成績がよいです。

ステージ2以下ならほぼ治ります。

 

とはいえ中にはステージが2でも転移する人もいますし、逆にすぐ再発する人もいます。

治る人と治らない人、あるいは再発する人の差、これは癌の種類や本人のもともとの免疫力、場合によっては遺伝子レベルの状態まで原理が解明されてこないと、正確なことは解らないことかもしれませんので、一概にこれが絶対だとは言い切れません。

しかし再発した人をみるとはっきり解るのはメンタリティがあまりよろしくない人が多いように思います。もちろん癌腫によりけりでもあるので例外もありますが。

 

繰り返しますが、癌種や体調にもよりますが、予後が悪い、あるいは再発が早い人に多いのは、ネガティブな思考の強い人ほど、病気がより進行してしまう傾向が強いと個人的には感じます。

 

くどくどと話してきましたが、気持ちがそれほど免疫力に影響するということです。

 

不安は消せないのは仕方ないです。命に危険があるのですから当然ですし、自然なことです。告知を受けて恐怖を通り越して頭が真っ白になった方も多いことでしょう。

私も不安や恐怖を無くせとはいいません。

ただ事実として不安だけだと治り難いです。

 

ですから希望を持つこと、治ると思うことが月並みな言い方ですがとても大事です。

むしろ「私はきっと治る」と思うより「私はもう治りかけている」とイメージし続ける方がリアリティがあって良いかもしれません。

「私は治る」と思う場合、心の底からそう思えられれば良いのですが、本当に治るのだろうかと結果ばかりを意識してしまうと、不安ばかりにフォーカスしてしまいがちです。

だから「私はもう治りかけている、だからOK」と思う方がより前向きになりやすいと思います。心配性より楽観的な人の方が予後が良いのです。

いずれにせよ、良い意味で自分を騙していくことができると治療成績も免疫力も上がっていきます。これもまた事実です。

 

毎日自分の中にある免疫細胞達が、がん細胞を食べていくようなイメージを持ち続けてほしいと思います。

体がどんどん元気なっていくイメージを持ってほしいです。

治療のやり方は医者が決めます。

しかし在り方は医者の仕事ではありません。

在り方は自分で決めるものです。

他人任せにしないで是非自分でできる良いイメージをしてほしいです。

 

「病人」を、気持ちの上であえて辞めてみる。そう在り方を決めてみる。

体はそれに合わせようと動き始めます。

私はそう確信しています。

 

自分で病人にどっぷりなりきるのはやめましょうよ。

 

 

 

 

あなたはわかって健康食品を利用していますか?

あなたは健康食品を利用していますか?

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このブログの読者の方は健康志向の強い方が多いので、おそらく健康食品を普段から利用されている方もおられるでしょう。

 

健康食品には高額な物から、安価なものまで様々です。

ただ健康食品は薬ではありません。ですから抗生物質のように、細菌による症状が劇的に解決できるものではありません。

物によってはまったく無意味な製品もかなり存在します。

良くも悪くも害が少ない。。それゆえに手軽に購入できるという側面があるのかもしれません。

 

とはいえすべての健康食品が健康に寄与しない、つまり効果が期待できないといえばどうなのでしょうか。

私は必ずしも健康食品すべてに意味が無いとは思いません。

顕著な例でいえばビタミン系や乳酸菌系のサプリメントです。

 

今は手軽にビタミンやミネラル、乳酸菌などもサプリメントして取り入れることができます。

これに関して多くの人はさほど疑いの目は持っていないことと思います。

それはビタミンや乳酸菌に関する研究データ、エビデンスの多さ、認知度の高さと、ビタミンや乳酸菌は多くの食品に含まれていることからも、安心感があるからではないでしょうか。

ビタミンなどは体にとって必要な物であるという認識があるので、サプリメントで取り入れることに、抵抗が少ない人は多いのだと思います。

 

ただここで健康食品に絡めて意識しておかなければいけない「考え方」があります。

 

「体調不良」と「病気」は違う

そして「病気を治療する」ことと「病気を予防する」ことはまったく違うということです

 

疲労がたまりすぎて、食事も不規則。そんな人は体調不良です。

そういう人には各種ビタミンが効果的かもしれません。

 

しかし病気となると話は違います。病気となると根源を解決しないとなかなか治りませんので、薬、もしくは何らかの治療が必要となります。

 

先ほど例に挙げたビタミンでいえば、病気の予防には期待できますが、病気を治すことには期待できません。抗酸化作用のあるビタミンなどを活用して、あくまで負担を軽減するサポート的な使い方としては良いと思います。

病気全般で見た場合には、例外ももちろんあります。

乳酸菌やビタミンH(ビオチン)などはアトピー性皮膚炎の類いに効果が期待できるという臨床データが出始めている物もあります。

 

事実、長年アトピーで苦しんでいた私の友人が、乳酸菌を飲み続けたら大幅にアトピー性皮膚炎の症状が軽減したという例もあります。

 

特にこのサイトは癌や免疫力についてが主要なテーマとなっています。

癌患者のおよそ半数が、何らかの健康食品や代替療法をプラスして治療されてることからも、やはり予防と治療の違いをしっかり意識して、その健康食品が単なる健康維持目的なのか、二次的な何らかのプロセスにより治療の助けになり得るのか、より慎重に健康食品や代替療法を選ぶ必要はあるのではと思います。

 

癌に関していえば、乳酸菌や短鎖脂肪酸によって腸内環境が整うことで、免疫力が本来の活発な状態になったり、ストレスとコントロールすることで免疫力があがり、癌の縮小効果、治療効果が上がったりすることをしばしば耳にします。

ただ直接癌に効くというものはほぼ皆無なのが現状です。

 

それゆえにまずは学術的論文があるのか、研究段階レベルでの期待できるエビデンスがあるのか、利用者の一定数のデータ、症例はあるのかなどを、できるかぎり知る必要があります。

 

とはいえ、学者でない私たちにそんな論文を調べることは難しいですよね。

そういった場合は、ある程度のエビデンスを調べてくれているサイトにお世話になる方法もあります。

 

下記のサイトは様々な健康成分のエビデンスについて調べておられるサイトです。

是非参考になればと思います。

もちろん、ここに掲載されていないものも数多くありますが、ただアガリクスメシマコブ、フコイダンなど、あまりにトンチンカンな健康食品で無駄な費用を費やさないためにも、情報収集はしっかりとしましょう。

あくまで一参考までに。

 

健康食品エビデンス・ナビ