癌治療、標準治療より期待できる?とある代替療法とは?②
昨日はコロイドヨード療法について簡単に説明しましたが、今日は少し掘り下げてみたいと思います。
とはいえ私は専門家でもなんでもありませんので、あくまで参考程度に留めてください。
コロイドヨードは体内に蓄積されないのが大きな利点とお伝えしました。
抗がん剤に限らず、抗生物質でも、他の薬でもそうなのですが、体の中に蓄積していくというのはよろしくありません。蓄積物にの影響で体の機能に異常を来すリスクが少なからず上がるからです。
コロイドヨードは約2時間くらいで体の外へ排出されてしまいます。
そうなると効き目が短時間で弱い印象を受けますが、その方がいいのです。
持続性に関しては手間ではありますが、数時間おきに投与すればよいというだけのことです。
手間はありますが、抗がん剤の蓄積負担のリスクを考えればずいぶん体も気も楽です。
コロイドヨード療法の仕組みとは何か?
では、コロイドヨード療法はどんなメカニズムで癌に効果があるのか?
開発者の前山医師によると、「細胞膜」が一つのポイントとなるそうです。
専門的な説明は難しいですし、私も理解していないので、ここでは分かりやすく説明します。
通常、抗がん剤は癌細胞と正常細胞のどちらの細胞膜をも通過して、細胞内に入り込み毒性を発揮するのですが、コロイドヨードは正常細胞の細胞膜は通過できず、癌細胞の細胞膜は通過するようです。
それゆえに癌細胞にのみ効果があるというのがドクターの見解です。
これについては、詳しい論文やデータを私は持ち合わせていないので正確な判断はできませんが、理屈は通っているかもしれません。
コロイドヨードの利点、効果の仕組み まとめ
・抗がん剤は正常細胞、癌細胞問わず細胞膜を通過する
・コロイドヨードは癌細胞の細胞膜だけを通過する
・コロイドヨードは体内に蓄積しないから蓄積負担のリスクがない(約2時間で尿として排出)
・コロイドヨードは副作用が少ない
いかがでしたか?
私もこの療法を実際に試したわけでも見たわけでもありません。
しかし腫瘍系の癌に罹った場合、抗がん剤での根治は到底期待できない以上は何らかの対策を取らなければなりません。
あらゆる利害、制約にしばられず、癌治療のみを純粋に追求した治療法がないのか、もっともっと探し調べる必要があります。
現代医学や医療従事者には感謝の念は絶えません。ただ医者のいうことだけを聞いていては癌の場合、助かる物も助からないことが多いのもまた事実です。
代替療法は駄目だと馬鹿にするのではなく、あくまで客観的にどんな仕組みで成果はどうなのかを調べていく必要があります。
コロイドヨード療法には様々な投与方法があります。
それはまた次でお伝えいたします。