免疫力を高めよう!がん克服のためのページ

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食の乱れはこころの乱れ

食の乱れは心の乱れ

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非常に暑いですね~。(^_^;)

私はまだ扇風機で過ごせていますが、エアコンを稼働させる日も近いでしょう。

暑い日は食欲が落ちてしまいますね。

夏はついつい食が乱れがちになってしまいます。

 

そこで今日は心と食の関係についてお話します。

 

あなたは普段どんな食事を好んでいますか?

あなたは毎日どんな食を心がけていますか?

まったく考えていませんか?しっかり選んでいますか?

和食主体ですか?洋食主体でしょうか?

ファーストフードやインスタント食品が多いですか?

 

人間はおもしろいもので、若い頃は味の濃いファストフードなどを好んで食べる人が多いです。

しかし30代~40代以降からは、だんだんと食の好みも変わっていきます。

肉体労働でもしていない限り、高齢になると脂っこいものは苦手になります。

体が必要としなくなり、食べ物を消化する能力も低下してくるためです。

 

もしあなたが40代以上であって、ファストフードや脂っこい食事を頻繁に食べているのであれば、ある意味お若いといえますが、そろそろ気をつけた方が良いでしょう。

気をつけた方がよいのは、食事だけではありません。

 

自分のメンタリティに関しても同じ事が言えます。

 

心が落ち着いていて、しっかりとした考え方が出来ている人は、どちらかというとヘルシーであっさりした食事を好む傾向にあります。あくまで私の主観ではありますが。

 

逆に心が乱れていてストレスが貯まっていたり、落ち着きのないイライラした状態の人ほどファストフードを好む傾向にあります。

 

それは脂っこい刺激的な物を食べると、脳が快感物質である様々なホルモンの分泌を促進し、気分が良くなるからです。

一見そのことに問題は無いようにも思えますが、頻繁に食べるとなると肉体の健康だけでなく、心の健康にもあまりよくありません。

 

つまり脳のバランスを常にファストフードで調整することになってしまうということです。

そうなってしまうと、ファストフード=精神安定剤といった構図ができあがってしまうのです。

つまりストレスでお酒に走る人、ギャンブルに走る人と基本的な構造は同じです。

 

特に若年層でもないのに、ハンバーガーやラーメンを食べたくて仕方ないような人は、非常に心に問題を抱えている可能性があるかもしれません。

うつ病患者に関していえば、心が乱れてしまい、そういったジャンクフードを好んで食べる人がいます。

 

うつ病患者の多くは幼少期からの環境によって形成されたメンタリティに問題が多いのですが、食事の栄養が偏っている人も非常に多いのです。ビタミンやミネラルは脳への影響も大変大きく、うつ病の治療でも食事の重要性が見直されています。

 バランスの良い食事をすることで、脳への影響も変わってくると私は考えます。

 

普段あなたが食べている食事の内容から、自分の心の状態をある程度読むことができますので、是非ご自分で確認してみてください。

 

食事の傾向に問題があると気づいたのなら、自分はいったいどのような気持ちなのか、どのような問題を抱えているのか、しっかり認識をしてください。

怒っているのか、不安なのか、悲しいのか、寂しいのか、辛いのか等々。

 

健康は、心と体が共にそろってはじめて健康といえます。

すべては今の心と体の状態を認識するところから始まります。

 

心は免疫力に多大な影響を及ぼします。

ですから、健康を回復しようとするなら心の状態を客観的に認識することが大切です。

 

参考となる書籍

心の持ち方 完全版 (ディスカヴァー携書)

心の持ち方 完全版 (ディスカヴァー携書)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後確実に減少していく癌の種類

今後確実に減少していく癌の種類

 

今日は今後確実に減少していくであろう癌の種類についてお話しします。

がんにもいろいろありますよね。

まだまだ医療は発展途上であり、ストレートに治せる癌はほとんどありません。

とはいえ、少なくともいくつかの癌については、現代医学の力で封じ込めつつある癌があります。

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グラフは部位別の癌死亡率のデータです。

水色の線が胃がんで、黄色の線が肝臓癌です。

どちらも停滞、減少傾向になってきています。

 

ご存じの方も多いでしょうが、胃がんの原因の8割はヘリコバクターピロリという菌が原因です。

消化器科で検査をして、早めの治療をすれば大幅に胃がんへの罹患率は下がります。

60歳代以降ではピロリ菌の感染率が非常に高いので検査は早めにしておくことをおすすめいたします。抗生剤の投与で大半の人はピロリ菌を除去できます。

 

肝臓がんは肝炎ウィルスが大きな原因です。もちろん過度の飲酒や、食事、運動不足、などによって脂肪肝になり、脂肪肝から肝炎、そして肝硬変へと移行してしまうと癌になる確率は高まります。いずれにせよ効果的な薬剤が誕生したことでウィルスを除去しやすくなり、肝臓癌は今後確実に減っていくと思います。

 

いずれは血液1滴で簡単にどちらも診断できる時代が来そうです。

それにはまだ今しばらく時間がかかりそうですが、今でも胃と肝臓は検査で状態を知ることが比較的容易なので、是非ご自身の状況を把握しておきましょう。

 

 

immunityup.hatenablog.com

 

 

 

 

大腸癌 内視鏡は2㎝が境目

大腸癌 内視鏡は2㎝が境目

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大腸癌が日本人に多くなっています。

先日、歌手の財津和夫さんが大腸癌に罹っていると発表がありました。

さらっと記事を読んだだけなので詳細はわかりませんが、財津和夫さんの場合は、腸閉塞を発症しその検査の結果大腸癌ということが判明したようです。

となると、財津さんの場合は大腸ポリープが大きくなってしまい腸をふさいでしまった可能性が一番高いと思います。

 

おそらく検査を受けるまでは、便通の調子が悪かったり、時々痛みが走ったりすることが頻繁にあったかもしれません。

痛みは無くとも、細い便しか出なくなっていたなんてこともあったかも知れませんね。

 

私の知人にも大腸癌になった方が数人いますが、そのうちの一人の場合は全く痛みはなく、便通が細いということで大腸検査を受診し、まさかのステージ4の大腸癌と診断さました。

1年以上おなかの痛みを放置して肝臓にまで転移してしまった方もいます。

 

ときおりこうした強い症状がなくてもステージ4を宣告される場合があるので少し気をつけたいところです。

とはいえ多臓器転移さえなければ、大腸癌は癌の中でも比較的対処しやすい癌です。

 

財津さんの回復を心より願っております。

 

大腸癌は早めの検査によって8割は楽勝

とはいえ、大腸癌は定期的な大腸カメラをやることで格段に怖さが少なくなる癌です。

腸の表層にできる浸潤タイプの大腸癌はさすがに悪性度が高いのですが、大腸癌患者の8割は腫瘍タイプの癌です。いわゆる大腸ポリープのタイプです。

そのタイプであるならば大腸カメラで簡単に切除することができます。

ただし内視鏡でポリープを取るにも、取れる大きさには限界があるので、早ければ早いほど良いということなんです。

 内視鏡で切除できる腫瘍の大きさは2センチ強くらいまで

今現在の技術では、ポリープが2センチを超えると切除が難しくなります。

腸の内径の大きさにもよるかもしれませんので、断定まではできませんが。

良性悪性関係なく単純にポリープの大きさの問題です。

その場合は本格的な手術ということになるのでとにかく面倒です。

それは避けたいですよね。

 

ポリープの大きさが3㎝になってくるとほぼ手術で間違いないでしょう。そうなってしまうと、全身麻酔や手術で受ける体へのダメージも大きくなってしまいます。

腸を切除すれば、後々に腸が癒着をおこしやすく痛みが出る場合もあります。

大腸を切除すると腸が短くなるためにお通じにも弊害で出る場合があります。

いきなり便意を催したりして、外食をしても常にトイレの事が気になってしまう人もいます。

 

ポリープが小さいうちなら大腸カメラで簡単に痛みも無く切除できてしまうことを考えると随分な差になってしまいますね。

ですから定期的に大腸カメラで検査をすることは重要ですね。

 

特にお酒をよく飲まれる方や煙草を吸われる方などはポリープが出来やすい傾向にあるので症状が無い今のうちの検査をおすすめします。

飲酒で顔がすぐに赤くなる人は、アルコールの影響で格段に癌になりやすくなるタイプなので要注意ですよ。活性酸素は要注意です。

 

大腸カメラなら検査は半日かからないです。

手術のことを思えば簡単な話です。

 

何事も日頃の心がけがトラブルを少なくします。

 

わたしも前回大腸検査を受けてから5年が経とうとしているので、今年は検査を受けようと思います!

 

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