がん対策 よい食事がよい体を造る
今日はより具体的にがん対策、予防の観点から見た食事についてお伝えしたいと思います。
前回は食事の影響を色濃くうけると云われているがんに、乳がんがあるとお伝えしました。
現在乳がんと並んで増えいているがんがありますがそれは大腸がんです。
腸のがんということで、やはりこれも食事との因果関係が疑われています。
食の欧米化の影響で大腸がんが増えたといわれていますが、最近の研究では肉や乳製品中心の食事が悪いというよりは、食物繊維の不足や飲酒、ストレスなどが大腸がんの原因に関わっているのではないかといわれています。
特に飲酒は食道や腸などによくないというデータもあるようです。
特にお酒を飲んで顔がすぐに赤くなる人は注意してください。アルコールの分解能力が弱い証拠です。体内の活性酸素が増えているということですので、アルコールは控える方が賢明かと思います。
腸は第二の脳
腸はからだの中でも第二の脳といわれ、食物の栄養吸収だけでなく、人間の持つ免疫力の安定にも非常に重要な役割を果たしています。
脳からの指示を色濃くうけます。気分によってお腹の調子が悪くなるのはその典型です。
普段の食事が極端に偏食やインスタント食品などばかりだと腸内環境、特に小腸の環境に悪影響を及ぼし、正常な免疫力を保てなくなります。
逆に良い食事を心がけていれば良い腸内環境が保たれる。つまり免疫力も正常に作用し、がんも防げる。場合によってはがんの寛解および完治にも非常に重要な良い影響がある。
ということになります。
ではどのような食事が良いのでしょうか?
ずばり正解は!
。。。。
バランスの良い食事+腹八分、、、、、 です!
地味な答えでごめんなさい。でもこれが正解だと思います。
人間なにか1点に絞って体によさそうな物を摂りたくなりますが、大事なことはあらゆる栄養素を無理なく体にとりいれることが、即効性こそありませんが、じんわりと質の高い強い体を作ることになります。
一汁三菜が良いといいますがとても大事なことです。
↓こんな食事はなかなかできませんが、できるだけこのような食事を週に数回はとりましょう。(*^_^*)
和食はやはり理想です。塩分の取り過ぎにはご注意を。
そしてもちろん糖質はがんのエサですのでお菓子や過度のお米や麺類の取り過ぎには注意が必要です。
さらに腹八分にすることがさらに免疫力を引き上げます。
それは空腹感をしっかり脳に感じさせることで、血液中の白血球たちの働きが非常に高まることが研究によってわかっているからです。
腹八分にすることで、各食事の時間になるころにはお腹がとてもすくようになります。
そうならない人は是非食事の量を減らしてみてください。間食している方は是非間食も控えてみましょう。
空腹感がでてきたら大いに喜びましょう。体の中の免疫細胞達が活発に動いているのですから。
バランスの良い食事+腹八分 これがとても大事な大事な基本です。