免疫力を高めよう!がん克服のためのページ

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体温を上げて免疫力を上げる2

体温を上げて免疫力を上げる方法2

 

前回は入浴方法によって体温を上げ、免疫力を上げていく方法をお伝えしました。

今日は免疫力を上げるとても重要で、すべての人に必要であるかもしれない効果的な方法をお伝えします。

 

それは「運動」をすることです!!

こんなことを話すと、「そんなこと当たり前だよ!!」とまたお怒りの声が聞こえてきそうですが。

これが本当に重要で効果的だと私は実感しています。

 

運動の内容はずばりウォーキングです!(^_^;)

 

ほ、本当ですよ!

当たり前と思ってもどう当たり前なのか具体的に理解できてない方も少しはおられると思いますのでご説明します。

 

ウォーキングがもたらす健康へのメリット

 ウォーキングを日々することにより、心肺機能や特に下半身の筋肉を中心に鍛えられます。これにより疲れにくく活性酸素が体内で発生しにくい体になっていきます。

 

運動により 呼吸をするということは肺から酸素を多く取り入れます。酸素はやがて酸化して活性酸素となります。活性酸素はがんの増殖を助けてしまう物質です。運動し始めの頃は活性酸素が出やすい人でも、鍛えていくうちに活性酸素が排出されにくい強い体質になっていきます。活性酸素に強い体にすることはがんに対してとても重要なのです。

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ウォーキングの方法

 ウォーキング前にあらかじめ適度に水分補給をし、適切な服装、ウォーキングシューズを履いて準備してください。足はかならずかかとから下ろすように正しい姿勢で最初はゆったりと歩いてください。体がなれてきたら歩幅を大きめにし、腕をしっかり振ってて歩きます。

 

 可能なら20分~30分。慣れてきたら1時間くらいは普通に歩けるようになりましょう。

主婦業がハードな方や肉体労働の方はご自身の運動量の具合でご判断ください。

 

歩き終わる前にしばらくゆっくり歩いて体をクールダウンし、深呼吸を数回してからウォーキングを終了してください。

 

※注意点 病気の治療をされている方、体調や体力に不安のある方は、必ず医師に確認をとってから取り組みましょう。

治療や体力の状態によっては運動がマイナスになる場合があります。

疲れている日、 夜や早朝、食後すぐの運動は体には逆効果なので止めてください。心臓やその他の内蔵に負担がかかるばかりです。

理想は昼間、できれば午後3時~4時くらいのウォーキングが良いと云われています。

 

これらの運動によって心肺機能を高め筋肉をつけていくことで、新陳代謝を上げて疲労回復を早めます。代謝が上がると云うことは体温も高くなっていきます。

 

体を鍛えるということは疲れにくい体を形成するので、病気に打ち勝つ、あるいは病気を予防するのに非常に有効な方法なのです。

 

また、体内の老廃物や不純物、有害物質も早いサイクルで排出除去しやすくなることで美肌効果もあり美容にも非常に効果が期待できます。

医療機関の研究でも運動がもたらす美肌、あるいはがん予防の観点からも免疫力向上への運動の有効性は実証されています。

 

最初は無理せずご自分のペースで行ってください。

 

 ハードな運動をした日の食事は豚肉や鶏肉、玉子などのタンパク質やビタミンB1を意識した食事をし、しっかり休息をとってください。疲労回復と筋肉増強の効果が得られます。