抗がん剤が効く例と効かない例
わたしは常々このブログの他の記事でも同じような事を言っていますが、抗がん剤はとにかく正常細胞へのダメージが凄まじい割に、血液系の癌や一部の癌以外にはほとんど効果がないので、使用には慎重になった方が良いと思っています。
多くの医者が患者には言いませんが、自分が癌になったら抗がん剤を使うのかと聞くと、大抵の人は使わないとよく言います。私の知人の医者も同じ事を言っています。自分が使いたくないのに人には使うのは何とも罪深いような気がします。。。
国が定めたルールに医者は従うしかないので仕方ありません。
そんな悪者よばわりの抗がん剤ですが、抗がん剤を使っても希に体質的に強い人がいます。
抗がん剤の効きやすい人
それは、子供です。小児癌の場合、抗がん剤を使っても予後が良いケースが比較的多いです。薬に対する効果が出やすく回復も早いことがあるようですが詳細なメカニズムはまだ確定されていません。子供にできる癌の種類にもよるのかも知れません。
そして大人でも抗がん剤が有効なケースは白血球の回復が異常に早い人です。
そういった人には有効度はあがります。こればかりは今のところ体質としか言いようがありません。
しかし大半の人はそんなことはほぼないので、抗がん剤の使用には慎重に検討することが必要です。
※この情報元に関してはあくまで個人の体験によるものです。
抗がん剤に効果が期待できる癌
今のところ私がドクターから聞いている抗がん剤の効果がありそうな癌は、絶対ではありませんが以下です。
・白血病
・悪性リンパ腫
・子宮繊毛癌
・睾丸腫瘍
・一部の乳がん
極めて抗がん剤が効きにくい癌(延命効果は別)
・膵臓癌
・腎臓癌
・肺がん
これらの癌には完治を目指す意味としては、ほぼ無意味な場合が多いです。
希に体質的にフィットして劇的に効く人もいるそうなので、完全には否定はしませんが、私なら腫瘍タイプの癌なら手術は状況により、やったとしても抗がん剤は今のところやらないです。体力や免疫力が極端に落ちてしまい、ただただ悪化を促進させます。
アメリカのデータでは抗がん剤を使っても使わなくても余命に差がないというデータも一部あります。
私の周囲の人で抗がん剤を使った人と、少数ではありますが抗がん剤を使っていない人を見比べてみると、使っていない人の方がどちらかというと延命率や予後がいいです。
(抗がん剤を使わない人に関しては、病気になる前の生活習慣を変えたり、運動、ストレスフリー、腸内環境の改善、体温アップ、筋力アップ、瞑想など、その人なりにいろいろと生活環境を変えたからこそ、予後が良いのもあるでしょう。)
www.kenkou-up.xyz
しかし、抗がん剤は何をもってして薬剤の効果があるのかという議論もありますが、どの抗がん剤も臨床テストで一定の基準をクリアしたことで認可されています。
かいつまんで言えば、腫瘍は消えなくとも、一定期間の間に一時的に1ミリでも腫瘍が小さくなったことが認められたので認可されています。
ですので、抗がん剤は完治というよりは延命を目的としていることの方が強いと私は思っています。
関連記事:ビジネスジャーナル
しかし、抗がん剤はダメージの蓄積があるのが怖いのです。
使えば使うほど、体に甚大なダメージが蓄積します。
蓄積が無ければまだいいのですが、血管や細胞はどんどんぼろぼろになっていきます。
抜け毛、味覚障害や手足の冷たさ、シビれなどもとても多いです。
それで延命が10年以上伸びるのならまだしも、早ければ1、2年のうちに命を落とす人もいます。
そうなってくると、何もしなくてもそれくらい生きられるのでは?という疑問をいだく遺族の方も多いです。
また、数回の抗がん剤使用で甚大な副作用で亡くなる人がいるのも事実です。
若い人は体力があるので余程すぐにダメージがでることはないとしても、高齢者にとってはかなり危険な行為です。
1回の抗がん剤で免疫力が危険水域まで減少し、肺炎を起こして死んでしまうこともあります。
副作用を抑えるために、痛み止め、吐き気止めなども多用します。
これにより体に現れる副作用の不調は軽減されたり、苦痛は感じなくなりますが、感じなくなるだけでダメージを消しているわけではないのです。
それを勘違いしてはいけません。
少なくとも治療成績の悪い癌であるならば、抗がん剤を使っても使わなくても変わらない事が多い。そうであるならば、使わない選択をした方がよほど他の選択肢を試すことができるとも考える人もいます。
他の治療選択肢については、抗がん剤よりよほど有効な代替療法や免疫賦活に役立つ健康成分なども今は出てきています。ただ怪しい治療法が多いのでそれも返って問題が出ることもあるのが悩ましいところです。
個人的には栄養状態を正確に調べ、糖質制限をしながらの治療であれば成果がでるのではと考えています。
抗がん剤に関しては腫瘍タイプ(上皮がん)に対して効く人も事実います。
常に例外があります。ただ抗がん剤治療をして寛解に至った人の多くは、外科手術を受けた人です。外科手術なしで抗がん剤だけで肺や膵臓、肝臓、大腸の腫瘍が消えて治療が完了したという話はほぼ聞いたことがなくレアなケースです。
<関連記事>