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癌患者が気をつけたい免疫力低下の一番の原因

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なぜ人間の免疫力は低下するのか。わたしたちの健康を維持するために、体内では常に免疫機能が働いています。なんらかの理由でこの免疫機能が低下すると人は病気になります。

癌などは、特に免疫力が低い状態を長い期間放置してきたことによって引き起こされる事が多いといわれている病気です。(一部例外有り)

 

 癌患者が気をつけたい免疫力低下の一番の原因

 免疫力を低下させるもの

・加齢

・ストレス

・低体温

・運動不足

・睡眠不足

・偏った食事

・ステロイドなどの薬剤

 加齢以外で、これらの中に当てはまる物があった場合は対応が必要です。このうちのどれが該当しても免疫力に対して悪影響を及ぼしますが、中でも気を付けておきたい項目があります。

特に注意したいことはストレス

特にストレスは健康を強力に害します。ストレスは交感神経を刺激し血流を悪くさせます。そして白血球の活性度も著しく下げてしまうので免疫力には悪影響です。

 

そしてなぜストレスが一番よくないのか?

それには重大な理由があります。

それはストレスが強くかかった状態を放置すると、上記の「免疫力を低下させるもの」でとりあげた、加齢、低体温、運動不足、睡眠不足、偏った食事、これらのすべてをストレスが引き起こしてしまうからです。

ストレスは老化を促進し、体温を低下させ、運動する気力を奪い、睡眠不足をもたらし、偏った食事を促進させてしまいます。

ですから慢性的なストレスはとても健康に悪いのです。癌治療、癌予防の観点からも、ストレス対策は必須の課題となります。心配事、悩み、うつ、元気がない、笑顔になれない、悲しい気持ち、不安な気持ちなどを持ち続けることは非常に治療成績を落としてしまうので注意が必要です。

 ストレスやそれにつながる悩みや不安がある人は、カウンセリングやセラピーを受けて、心を癒し、考え方を変え、ストレス源となるものを排除もしくは受け流すようにする必要があります。メンタリティの改善と強化はとても重要です。

 癌に打ち勝つ人は心をより健全に、そして力強く保つ人に圧倒的に多い印象を持ちます。現在ご病気の方は、常に自分が健康を回復している途中だという意識を強く意識し、常に治った後の計画などをアバウトでいいのでイメージしてほしいのです。

 人の体は意識に引っ張られる傾向があります。意識自体がダメージを受けていると体の回復は相当に遅れてしまったり、治る病気も治らないなんてことも有りうるのです。

 もし身近になんら手段の無い方は、やはり様々な本を読み、それに立ち向かう知識を入れていくことが手っ取り早くて良いことだと私は思います。

 病気のことを知るだけでなく、自分のことをしっかり認識し、目の前の現実に翻弄されるのではなく、自分の人生を自分でコントロールする意識を持つことが病気から快復する大きな鍵になると確信します。

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