心乱れれば健康も乱れる
がんを克服する上で重要な要素となるのがメンタルコントロールです。
今日は二つ目のイメージング法を紹介します。
この方法に関しては、メンタルの状態がかなり落ち込んでいてこころが乱れてしまっている人の場合は逆に集中を欠いてしまい実践は難しいかもしれません。
イメージはある程度心が落ち付いた状態でないとできないのです。
あくまでできる方のみで結構です。(ネガティブな感情でいろいろと集中ができない状態の方は、専門のカウンセリングやセラピーを一度受けてください。)
がんを治すために役立つ第二のイメージング
前回は免疫細胞が癌細胞を食べているシーンをイメージする方法でした。
それとは別に是非やっていただきたいもう一つのイメージングがあります。
それは、
「病気が治ったあとの事をより鮮明にイメージする」ことです。
もし可能なら、すでに自分の体はどんどん健康になってきているつもりになってください。というか実際にそう思いましょう。
決してこれはオカルト的な話ではありません。
これも免疫を活性化させることにとても役立つイメージングです。
病気になると先行きの不安に押しつぶされそうになり、もしもの事を考えたら夜も寝られないという状態の方もいるかと思います。
癌や命に関わる病気に罹ってしまった人の多くは、どうしてもこのネガティブな感情は避けては通れません。
もし、そのままの感情でいれば、当然免疫力は低下してしまい折角治るはずの病気も治らなくなってしまいます。
病気を治すにはそれらのネガティブな状態を可能な限り作らないこと、考えないことが重要なのです。
前回もお話しましたが、ポジティブな人とネガティブな人では治療効果が違うのです。
明確に考え方を変えてみる
まずはこう考えてみましょう。
「治らなかったらどうしよう?」 ではなく 「治ったらどう(何を)しよう!」
という考え方に変えてください!強い意志で変えるのです!
病気に意識を集中するより、健康に意識を集中する癖をつけてください。
体と脳の関係は非常に密接です。
嫌なことも、ストレスも、考え方を変えると気分が楽になりますが、実際に体への反応も変わってくるのです。
何度もいいますが、気分次第で免疫細胞の活性度が変わります。
良い気分でいれば免疫細胞も元気になるのです。
イメージングの具体的な方法
落ち着いて、ゆっくり鼻から息をしっかり吸います。
息を2秒ほど止めてから、まわりの人達に幸せを振りまくようなイメージで、口を細めて息を長く吐きます。私の場合吐く息がピンク色のイメージです(^_^;)
(前回のイメージング法の前にも是非この呼吸法をしてください、大事なことを伝え忘れました、ごめんなさい)
目をつむりしっかりと健康で幸せで豊かな自分を詳細にイメージングしてください。
自分の趣味、旅行、ドライブ、買い物、楽しい食事などその他自分の願望をしっかりイメージして幸せな気持ちになってください。もちろん知人や家族と実際に全快後の予定について楽しい会話をしてみるのも大変良いことです。
そしてイメージ後に「私は今どんどん健康になってきている、ありがとう!」と強く宣言してください。
そのあと決して病気のことにフォーカスし悲観するのではなく、しっかりとイメージが現実へと向かっていることにフォーカスし、ワクワクする気持ちを可能な範囲で感じてください。
※必ず感情はポジティブで終わるようにしてください。
その後、またネガティブなことを考えてしまったら、すぐにポジティブな言葉やイメージ、感情で上書きをしてください。常にそうするように心がけてください。
このイメージングをするには、自分が健康に向かっていると思えるような根拠がなければなかなかイメージは難しいですよね。
人は根拠があれば気持ちを変えることができます。
病院で治療をしている方もそうでない方も、これまでこのブログで述べた5つの要素を実践しているからこそイメージに確信が持てるのです。
ですからちゃんと根拠のある治療や健康法を実践している必要があります。
是非、免疫力が上がる「笑う」こと意外に、前回の「第一のイメージング」、今回の「第二のイメージング」も生活の中に取り入れて免疫力を活性化させてください。