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発がん性物質? 悪者呼ばわりの発色剤 亜硝酸ナトリウムについて

発がん性物質? 悪者呼ばわりの発色剤 亜硝酸ナトリウムについて

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普段、食品スーパーで買い物をする時に製品ラベルをよく見るのですが、食品添加物の多さに驚きを通り越して関心すらしてしまいます。ある意味日本の高い技術力が発揮されていますね(^_^;)

 

食品添加物にもいろいろありますが、日本では実に1000種類を越える添加物が使われているそうです。

その食品添加物が健康に害がなければもちろん問題ないのですが、実態はいろいろあるようです。

 

 

 

日本で使われている危険な添加物? 亜硝酸ナトリウム?

わたしの友人がやたらとベーコンやハムを食べたがりません。

それは発色剤の亜硝酸ナトリウムが体に良くないという情報をネットで見たからだそうです。

友人いわく、亜硝酸ナトリウムは発がん性が高く食べない方が良いとネットの記事で大々的に取り上げられていたそうです。

なるほど。

そう聞くと食べたくないですよね。

 

そこで今日は以前から物議をよんでいる添加物 亜硝酸ナトリウムについて少し調べてみたのでお話します。

 

・亜硝酸ナトリウムってなに?

亜硝酸ナトリウムはソーセージやハムなどの発色剤目的で使われている添加物です。

ソーセージやハム、ベーコンがピンク色で綺麗なのはその影響です。

非加熱のソーセージなどには菌を抑制するためにも使用されています。

ワインやドライフルーツにも使われたりすることもあり、漂白や保存料として幅広く活用されているようです。

毒物及び劇物取締法で劇物に指定されているようですので大量摂取は危険ということですね。

劇物指定と聞いてしまうと避けたくもなりますね~。

 

亜硝酸ナトリウムは発がん性が指摘されていて、アメリカでは妊婦やベビーへの摂取は注意喚起があるようです。

亜硝酸ナトリウムは、口の中、胃の中で発がん性物質のニトロソアミンが精製されることを警戒する意見があります。

さらに致死量は2gということで、これだけを聞くとぞっとしますが、食品に含まれている量は相当少ない量ということで、そこまで気にしなくても良さそうですが。。。

 

 

しかし意外な事実が発覚。。。

 

 

亜硝酸ナトリウムはなんと野菜にも含まれていた!?

ちょっと調べてみれば簡単に情報は出てきます。野菜にも入っている??

特にほうれん草には多く含まれています。。。

野菜に入っているとなると、これは困りものです。

しかし野菜にはミネラルやビタミン、食物繊維も豊富にありますし、野菜を摂らない生活は不可能です。それらの恩恵をより重視するのが自然な考えです。

 

とはいえ野菜から硝酸ナトリウムを摂取してしまっている以上、ハムやベーコンは毎日は食べないで、週に数回程度にしておく程度が良いのかもしれません。

 

参考サイト 農林水産省

農林水産省/野菜等の硝酸塩に関する情報

 

さらにはこんな情報も出てきました。

news.mynavi.jp

↑こうなるとやはりバランス良くなんでも食べることが一番の健康の秘訣という私の持論に戻ってきます。

 

亜硝酸ナトリウムは発色のために使うのなら不必要です。食中毒予防となると必要かもしれません。

添加物の蓄積の弊害よりも、食中毒のほうがよっぽど困りますからね。

 

最近のスーパーでも、発色剤不使用のソーセージやベーコンは少量ですが売られています。もちろん日持ちはしません。少々お高いようですが、そういった商品を利用することも知恵ですね。

 

ただ商品をある程度日持ちさせたり、菌を抑えるためということであれば、あくまで法律やメーカーさんの都合、消費者がいつでも製品を買うことができる利点などなどあり、やむを得ず必要な部分もあるのが添加物です。

食品添加物もさまざまですので、一つひとつを正確に調べてみることが大事ですね。

 

食品から入ってきてしまうものは、簡単に避けることはできません。

すべてを避けていたら、完全自給自足しかありませんし。

 

でも人間には運動などで上手にデトックスすることもできます。

入浴や運動で新陳代謝をあげることは有害物質の影響を抑える効果があります。

動ける方は是非、ウォーキングなどの適度な運動をしてください。

それだけでも体への影響がずいぶん違ってくるはずです。
www.kenkou-up.xyz

 ただはっきりしていることは加工肉の食べ過ぎは癌に影響がでるようです。

毎日食べることは避けたほうが無難です。

<参考となる書籍>

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

 

 

 

減塩は万病の元 減塩の大きな間違い

減塩の大きな間違い

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最近では減塩の商品が多く出回るようになってきました。

今日は減塩の間違いについてお話します。

 

塩分の摂りすぎ=不健康

これはたしかにそうだと思います。

過ぎたるは及ばざるがごとし。

なんでも過剰に摂りすぎるのは禁物です。

 

ただ逆もまたしかり。

足りないことも禁物です!

塩分に関しては特に私はそう思っています。

 

高血圧は塩分のせい?

塩分の摂りすぎ=高血圧 は本当なのか?

これははっきりいって間違いです。

 

減塩では血圧はほとんど下がらない

高血圧の原因の大半は遺伝です。

もちろん、運動不足や肥満も要因にはなります。

塩の摂りすぎの影響といえば、塩辛いものを食べ過ぎて水分をとりすぎ、体液が増えて血圧が一時的にあがるといった感じでしょうか。

しかしそれは食塩のような精製塩が原因です。

ミネラルたっぷりの本当の塩なら少々摂っても血圧には影響しません。

良質な塩には血圧を下げるカリウムなども豊富に含まれています。

 

あなたは本当の塩を選んでいますか?

食塩などの精製塩はやめておきましょう。

塩を買うときにパッケージの裏を必ず確認してください。

食塩(精製塩)はだめです。精製の段階で必要なミネラルがほぼ無くなっています。

単なる塩化ナトリウムだけの塩もどきです。

 

塩は必ず「天日塩」を買うようにしてください。

天日塩、あるいは天日干しといったことが書かれているパッケージの塩をなるべく選びましょう。

 

天日塩、つまり良質な海水を乾燥させて作った天然の塩には、多くのミネラル成分がナチュラルに配合されています。人工的ではなくこのナチュラルに配合されていることがいいんです。

そこにはカリウムマグネシウムの他にも体のバランスを調整するためのミネラルが実に絶妙に配合されている人類に与えられた最高の天然調味料です。

 

それは海のあらゆる生物を育むエネルギーを持っています。

良い塩は、適量をしっかりとっていれば人体に悪いわけがありません。

 

腎不全などで無い限り、減塩するよりもしっかり天日塩を摂りましょう。その方が、脳の報酬系も刺激され気分も思考もすっきりします。

腎不全の方も規定量2.0gのままで塩を天日塩に変えた方が良いと思います。

体液のバランスもとれて体が元気になります。

 

癌のエサは糖質ですが、ナトリウムを取り過ぎるとミトコンドリアの活性が低下して癌が増えるという意見も一部ゲルソン療法などではありますが、学者ではない私には実際のところわかりません。

 

ただいえることは、問題は精製塩などの塩化ナトリウム単体の過剰摂取であり、塩自体が悪いとは到底思えません。

 

精製塩は中性ですが、天日塩は弱アルカリ性です。これが決定的に違うことです。

 

体はアルカリ性に傾いた方が癌になりにくいのは間違いありません。

ですから飲酒やタバコ、ストレス、糖質の過剰摂取、偏った食事などを長く続けると病気になるのです。それは体が酸化するからです。酸化がいずれ癌を生みます。

 

現代医学がここにもっと重点的に着目しないことは残念でなりません。

 

病院食なども塩化ナトリウムばかりをつかっています。コストがあるから仕方ないのでしょうが、天日塩であれば、もう少し病気の回復は早くなることは間違いないと思うのですが。

 

毎日使う調味料などの影響は決して馬鹿にできるものではありません。

 

 

参考になるサイト

血液と塩 森下敬一

 

 

 

 

 

癌患者に実践してほしい基本となる健康法

あなたはマインドフルネスを知っていますか?

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「マインドフルネス」

最近ではとても認知されてきた言葉ですので、すでに実践されていたり、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

知らない方のために、今日は私も実践しているマインドフルネスについて少しお話を。

 

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、シンプルにかみ砕いていえば、瞑想です。

その効果は瞑想による心のコントロール、ストレス解消、脳の疲労や集中力の回復のような効果もあります。

 

マインドフルネスのやり方については長くなるので、メンタリストDaiGoさんが動画で分かりやすくそのやり方を解説してくれていますので、記事の最後に動画を載せておきますので後ほどそちらをご覧下さい。

 

なぜ私がマインドフルネスを癌患者の方に知ってほしいのか?

正確にはマインドフルネスを知っていただき、そして是非実践してほしいのです。

これは患者さんだけでなく、ご家族もです。

癌は、患者も家族も不安にさせます。マインドフルネスは心を整えることにとても効果的です。

 

マインドフルネスはいわば禅と同じような仕組みですが、これが免疫力を引きあげることに役立つと私は考えています。

マインドフルネスはうつ病の人の治療や、病院によっては患者のケアにも活用されているところも出てきていいます。

私も実際にカウンセリングに大きく活用しています。

特にストレス耐性に関しては明らかに実践していくと獲得できる能力です。

それを続けていくと、次には感謝の気持ちまでつかみ始める人も多くいます。

 不安やストレスを最小限におさえれば、それだけ免疫力にも良い影響があるからです。

 

特にアメリカはマインドフルネスの導入が進んでいて、治療だけでなく会社や軍隊でもメンタルケアに非常に役立つということで導入されています。

 

世界的企業Googleでも実践されていることでも有名ですね。

ストレスの多い日本の社会でも心理学やマインドフルネスがもっと実践されればどれだけ良い社会になるのかと常々思います。

 

 

癌患者の場合、マインドフルネスでどのような効果が期待できるのか?

人間は1日6万回~8万回も思考しているといわれていますが、

1日24時間、睡眠を8時間とした場合、残りの16時間の間にどんなことを感じ、考えて決断しているかで病気への影響も大きく変わると私は考えています。

 

マインドフルネスの基本は、自分の呼吸を意識し他の事を一切考えないようにすることのみです。

あくまで私の勝手な解釈ですが「気づきと無の境地」を目指すものです。

結果、気づけなかったことに気づき、心の洗濯のような効果が得られます。

 

実践していただければすぐに分かることですが、瞑想をすると真っ先に何か考え事が浮かんできます。

それを除外して呼吸に集中します。そうするとまた考え事や気になることが浮かんできます。

それをまた除外して呼吸に集中します。

基本はこれの繰り返しでいいのです。

これだけでも脳は鍛えられます。

 

長くマインドフルネスを続けていると脳にも変化があるようです。

前頭葉の強化

思考力の強化やリラックス効果が高まる

扁桃体の縮小

ストレス耐性がつく

 

癌患者やそのご家族の方の場合ですと、瞑想を実践しだすと、まずはじめに病気の不安や恐怖などが浮かんでくることでしょう。

それは当然です。

癌患者の方の多くは不安や恐怖と闘っています。そのご家族も同様です。

人間、不安やストレスに長くさらされていると免疫力が格段に落ちてしまいます。

それは確実に良くありません。

病は気からといいますが、免疫力に関しては本当に気持ちの影響が大きいのです。

 

しかし不安を完全に消すことは難しいです。当然です。不安は危機管理という点で、もともと人間に備わっている機能です。脳でいうと扁桃体という箇所がそれを司っています。

でもできるだけ不安な時間を抑えることで、健康を取り戻すために有利になることだけは間違いありません。

 

それは訓練で可能です。

 

マインドフルネスをしている数分は、頭に不安が浮かんできたらすぐそれに気づいて除外し、呼吸に集中する。そんなことを繰り返すことになるかと思います。

 

難しいと思われるでしょうが瞑想を繰り返していると、明らかに変化してくることを実感できるようになります。

 

 楽観主義8割、悲観主義2割くらいが病気に打ち勝てるメンタリティではないかと感覚的ではありますが思っています。

人は訓練で変わります。

 

あなたの人生はあなたが主役です。主従関係でいえば「不安」よりも「病気」よりもあなたの方が立場は上です。

「不安に飼い慣らされるより不安を飼い慣らす」ように少しでもなってもらいたいのです。

 

 

是非マインドフルネスを取り入れてみて下さい。

よい行動をおこせばよい現実が起き始めます。

 


メンタリストDaiGoの「脳を鍛える マインドフルネス瞑想のコツ」①入門編