免疫力を高めよう!がん克服のためのページ

癌の知識、治療のあれこれ、免疫力、癌と向き合うメンタリティ、イメージング、食事、最先端医療などの情報をお届けします。

癌を消すために必要な思考

あなたは癌を治すために毎日どんなことを思考していますか?

癌は医者任せで治すのは難しい病気です。

すべてではありませんが、癌から回復した人に多く見られるのに共通していることがあります。

それは前向きで明るい人達です。

あまりくよくよしない性格の人が圧倒的に元気になっています。

このことは何を意味しているのでしょうか?

それは体の免疫力に大きく関係しています。

明るく良く笑うことで免疫力が活性化することは研究で明らかになっています。

 

マイナス思考の刷り込みは呪い

あなたは普段からどんなことを思考し行動していますか?

 

あなたがもし病気であるならば、不安な気持ちは無理もありません。命に関わる病気であるならば尚更です。

しかしもしそれで病気が治るなら苦労はしません。

あなたはそれもよくわかっています。

 

もしあなたが今ネガティブな考えに囚われているのなら、大抵の場合それはまだ現実になってもいない将来への不安が原因です。今の目の前の事ではありません。

心配はいりません。

現実に起こっていない、架空の話。あくまで空想です。

 

1日のうちに何回も不安なことを考え続けると、心の中ではどんどんイメージが刷り込まれていきます。どんどん、どんどん育ちます。

 

1日1時間不安な気持ちでいると、1ヶ月で30時間も自分に不安を刷り込みます。

1年で360時間も不安を自分に刷り込むことに。

普段から四六時中も不安でいたら大変な時間になってしまう。。。。。。

それが病気を治すどころか悪化させてしまうことに大きく貢献するのですから。

 

こうして考えると無駄な時間だと思いませんか?

 

 

それはまさに自分で自分にマイナスの洗脳を一生懸命しているのと同じことです。

その思考は半年、さらには1年も経つと立派な呪いとなって体をむしばみます。

これほんとです。。。治る物も自分で治らなくしてしまいます。

 

潜在意識に刷り込まれたマイナスの考えは体にも症状となって表れる、そう私は考えます。

人の体は正直です。

ストレスで胃が痛くなったり、お腹を壊すくらいですからね。

 

人間のイメージの力は良くも悪くも強いと思っています。

 

気持ちを切り替える

「不安の先取り」は何の得にもなりませんから、今この瞬間からやめてしまいましょう。

不安の先取りをする人が日本人には本当に多いのです。

最悪の事態を回避したいから最悪の事態を想定するのと、不安になることは全く違います。

最悪の事態を想定して先手を打っていくことに、ネガティブな感情はそもそも必要ありません。

気持ちを落ち込ませることは事態を想定した行動ではないことをしっかり理解しましょう。

 

むしろ、ポジティブで楽しい気持ちを自分に刷り込むとどうなるのか、実験のつもりで試してほしいと思います。

 

自分はいずれ治る!どんどん良くなっている!と宣言してください。そこに理由は必要ありません。

 

気持ちを切り替えることに、マイナス思考の人は必ず理由を探します。根拠ばかりを求めていたら気持ちは切り替えられません。

 

気持ちの切り替えは、時に強引に一気にやってしまったほうが良い場合が多いです。

空を眺めたり、新鮮な空気を吸って深呼吸をし、気分を一度リフレッシュしましょう。

 

そしてこう言うのです。

自分がそう決めたのだから、体もそうなる!

 

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こうやって自分に良いイメージをどんどん刷り込んでいきましょう。

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザーテレサ

 

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知ってほしい健康を保つコツ 侮ってはいけない「歯磨きの重要性」

知ってほしい健康を保つコツ 侮ってはいけない「歯磨きの重要性」

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最近では、入院患者の方には歯磨きの重要性を指導する病院も増えてきています。毎日の歯磨きをしっかりして清潔な口腔環境を保つことは、健康維持や寿命にも大きく関わってきます。

 

私も毎日しっかり歯磨きをしています。それも歯科でしっかり歯磨きを学び実践しています。それはなぜかというと、歯の見た目だけでなく、健康を意識してのことです。

 

癌患者の方もしっかりとした歯磨きを心がけることで、余計な病気を未然に防ぎ、免疫力を最大限癌に集中することで、健康に大きく向かうことができます。

 

以前の記事では、癌患者の方が亡くなる要因の大半は、「癌ではなく感染症」とお伝えしました。

 歯磨きも感染症に大きく関わってくる場合があります。できるだけ感染症や余計な病気は未然に防ぎましょう。

 

 

■ずさんな歯磨きだといったいどうなる?

歯磨きがいい加減な人には時に重大な病気を引き起こすことがわかっています。

歯磨きがずさんだと、歯周病を引き起こすことが知られています。

 しかし歯周病の危険性」について理解している人は少ないような印象を私は受けています。

 

歯周病とは

歯周病とは、磨き残した歯垢プラーク)の中の細菌によって歯肉つまり歯ぐきが炎症を起こします。

そうなると次に歯を支えている歯ぐきの中の骨を溶かしていきます。

そうなると歯がグラグラしてきて、やがて歯が抜けます。

 歯周病 参考サイト:日本臨床歯周病学会

歯周病は治らない

恐ろしいのは一度歯周病になった歯ぐきは二度と治りません。

歯周病にも進行度合いがあり、進行を止めることは歯磨きなどの口腔ケアによって可能です。ですからまず自分が歯周病があるのかどうか歯科医に見てもらう必要があります。

 また高齢になって歯が抜ける最大の要因は虫歯よりも歯周病です。

 

歳を取ってきたり、たばこを吸っていて歯磨きがいいかげんな人には、歯が長くなって見えることがあります。40代の人でも、場合によっては30代の人でも歯周病によって歯が長く見える人が時々います。

 

特に下の歯が細長くなったな-という人は、歯周病の可能性が高いです。

それは歯ぐき内の骨が溶けて歯ぐきが下がるので、歯が長く見えるのです。

 

糖尿の方も歯周病になりやすいという報告もあります。糖尿病をお持ちの方もくれぐれも歯磨きはしっかり行ってください。

 

歯石も同様に菌の塊のようなものです。

歯石も歯科医にしっかり落としてもらいましょう。

しかし、歯周病の問題は歯だけではありません。

歯周病のその先にある大きな病気が問題です。

 

歯周病が引き起こす大きな病気

 狭心症心筋梗塞脳梗塞

歯周病原因菌の刺激によって血管が硬くなる動脈硬化を引き起こし易くなります。

歯周病菌によって出てくる脂肪性沈着物が血管をふさいでいきます。

それによって狭心症心筋梗塞を起こしやすくなることが最近の研究ではわかってきました。

 

誤嚥性肺炎

ずさんな歯磨きや歯周病だと口の中が非常に不衛生な状態です。

 歯垢プラーク)は細菌の集まりのようなものです。

それが常に口の中に残っています。

 

高齢者などは食事の時や唾を飲み込む時に誤って肺に少し入ってしまう時があります。

それを誤嚥(ごえん)といいます。

 

若くても時々それでむせてしまうこともありますよね。

飲み込む時に使う筋肉が高齢者だと衰えていて、誤嚥してむせたりする反射が高齢者は鈍くて気づきにくい場合もあります。

 高齢で誤嚥をしたときにそれが原因で肺炎を起こすことがあります。

 

それを「誤嚥性肺炎」といいます。

 

しかも誤嚥性肺炎は歯周病の人には高いリスクがあります。

歯周病があるとお口の中は不衛生です。非常に注意が必要です。

 

肺炎は70歳以上に多い病気です。

実にその肺炎患者の7割が誤嚥が原因によるのです。

ちまたでは肺炎球菌ワクチン接種が叫ばれていますが、それも大事なことですが、歯磨きの方がもっと重要です。

 

癌に罹っている人も特にしっかり歯磨きをしてください。可能なら歯石もしっかり歯医者で落としてください。

 

抗がん剤放射線治療をして免疫力が下がっているような人は特に肺炎などにも注意が必要です。

 

冬はインフルエンザや食中毒もあります。肺炎対策のためにも手洗い、歯磨きをしっかりとしましょう。

 

 

 

 

 

癌患者が気にするべきは癌ではない

癌患者が気にするべきは癌ではない

そう言ってしまうと、え?となってしまいますね。

でもそうなんです。癌患者が亡くなる場合、殆どの患者さんは癌では亡くなりません。

多くの方は、癌で内臓を破壊されて臓器不全でなくなると思っている人も多いのかと思いますが実際は少し違います。

 

癌患者さんの場合、約8割の患者さんは何らかの感染症で亡くなっています。

つまり患者として、家族として、1番に気をつけなければならないことは、体のケアです。

それらを見逃すと、免疫力が低下し感染症で亡くなる場合があります。

 

具体的には心のケアと食事のケアです。

癌を煩うといくつかの理由で痩せてしまいます。

それは癌特有の影響もありますし、ストレスの影響もあります。

癌によって先々の不安やストレス、場合によっては先の見えないトンネルの様な悩みから鬱状態になってしまい、とても食事どころではない人も少なくありません。

食欲が落ちてしまい、食べられなくなったり不眠になったり。

ただでさえ病院の小食では栄養が不十分です。

食欲不振で、栄養が足りなくなれば免疫力は確実に下がります。

筋肉も落ちて体温も下がり良いことはありません。

 

結果として肺炎や敗血症、その他の感染症にも罹りやすくなり、癌以外の原因で亡くなることがとても多いのです。

ですからそれを防ぐためにも次の事柄に注意が必要と私は考えます。

 

心の健康の重要性

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心が不幸だと全てが不幸になる。

人間は前向きにも後ろ向きにも思考する生き物です。心が豊かでないと健康にはなれない生き物です。

食欲も免疫力も同じです。豊かな心、豊かな食事が健康をもたらします。

 

元気がない人には癒やしが、心のケアが必要なんです。それにはやはりカウンセリングが有効だと私は考えます。患者のことを理解し癌について学んだカウンセラーであれば尚よいです。

いずれにせよ患者がネガティブな精神状態にあるのであれば、カウンセリングは必要です。

ただカウンセラーだけがカウンセリングできるわけではありません。

同じよう病気と前向きに闘っておられる方や、自分らしく生きておられる患者さんと話をするだけでも違います。

 

今はさまざまな書籍もあります。

そういった書籍からも人生のヒント、治療のヒントも見つかることもあります。 

 

不安、ストレスの軽減は治療効果をあげます。ストレスで不眠や免疫力が低下してしまってはもったいないです。

そのために必要であれば積極的にカウンセリングを行うことが有効です。

 

食事の重要性 低栄養は危険 

 

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まずはバランスの良い食事が大切です。

 

入院されている患者さんは特に食事のケアも重要です。

それは病院の食事が明らかに不十分だからです。

入院されたことがある方ならお分かりと思いますが、病院の食事は必要最低限の内容と思わざるをえません。断食道場として活用するなら最適なのですが、癌治療として考えた場合は疑問です。

 

ご飯、お味噌汁、小さめのおかずに付け合わせ、小さなデザート。そんな程度です。

カロリー的にも栄養的にも癌患者の場合は、病院で出される食事、それよりもずっと多めに必要だと私は考えます。

それは糖質やタンパク質は癌によって非常に奪われやすい状態なんです。

特にタンパク質は多めに取る必要があります。

お肉は良くないという考え方もあるのですが、豚肉であれば、しっかり食べた方がよいと私は考えます。

 

癌患者の方でお肉を完全に絶ってしまいベジタリアンの様な生活をする人がいますが、私はさすがにそこまでやるのは望ましいとは思いません。もちろん野菜をしっかり摂ることはとても有効です。

お肉に関しては、膵臓癌以外の癌でお肉の影響が色濃いデータを私はあまり知りません。

胃がんはピロリ菌、大腸癌も肉よりも最近ではアルコールのリスクがずっと高いことで知られています。

参考:国立がん研究センター 飲酒と大腸癌リスクについて

 

お肉なら豚肉がおすすめ!

お肉は効果的にタンパク質を多く取ることができる食材です。

特に豚肉は最高のタンパク源です。

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豚肉にはタンパク質やビタミンB1が豊富に含まれています。

タンパク質は体の細胞や筋肉を作る源泉です。そしてビタミンB1は代謝効率を良くし、体の細胞の修復を補助し疲労回復を助けます。

タンパク質、ビタミンB1のみならず、ビタミンは癌を克服するためには必要な栄養素です。

 

病院の食事や自宅での食事が小食では、タンパク質やビタミン不足になってしまい、病気と闘う気力、体力がつきません。癌はタンパク質分解誘導因子というものを放出します。それの影響で筋肉もどんどん消費していきます。

 

癌になったら断食する人も希にいますが、それはどうかと私は思います。

免疫力は空腹で活性化することはわかっていますが、栄養が不足してしまっては長期的には免疫機能もしっかり働いてくれません。

少なくとも、タンパク質やミネラル、ビタミンは十分に取りいれなければなりません。

野菜とお肉をバランス良く食べ、できるだけ体力が落ちないよう糖質は控えめにしながらもしっかり食べて運動をした方が確実に健康に近づくと思います。

 

調味料も活用する

味気ない食事だと、食欲もあまり進まないことも多いと思います。

そのような場合は酢やお出汁、肉にはゆず胡椒などの調味料を活用して食べることも一つの方法です。

塩分や砂糖を取りすぎないように調味料を効果的に活用してください。

 

品数を独自で増やすことも

特に入院されている方で食事制限の指示が特別ないのであれば、一品、二品くらい家から持参してもらったり、何か追加で食べるなりした方が絶対に良いです。

 

特に高齢者はそもそも栄養不足の人がとても多いので、長期入院の際はタンパク質やビタミンなどの栄養を独自で補って下さい。

 

 

 

本当に有能なドクターは治療のことだけでなく、これらのことの重要性を知っています。

 

癌を治すには低栄養状態は厳禁です。

 

 

▇癌を消すため、野菜や果物を上手にとる食事の秘訣はこの本では参考になります。

ガンが消えていく食事 成功の秘訣

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