免疫のコントロール アトピー性皮膚炎の改善話
今日はいつもと違い話が少し変わるのですが、先日私の友人から面白い話を聞きました。
その友人は、長年アトピー性皮膚炎に悩まされていました。ところが乳酸菌飲料を、なにげにしばらく飲んでいたところ、アトピーが改善されたようです。
よくあるスーパーに売っている商品を飲んでいたそうです。
その間とくに治療やサプリメントや食事の傾向を変えたわけではなかったそうです。
病院でもステロイド系の薬を出すばかりで、良い治療効果がでていないアトピーでしたが乳酸菌によって腸内環境が改善することにより、免疫のコントロールが正常に傾いた可能性を感じます。あくまで想像の範囲ですが。
友人の肌を見ると、たしかに以前は赤白くカサカサしていたのですが、ずいぶん改善されていることが見てとれました。
特に薬を飲んでいないようなので、やはり腸内環境の改善の効果ではないかと思いました。
アトピーはある意味で免疫のコントロール異常、または過剰反応です。先ほども述べましたが、腸内環境の改善から免疫の暴走が改善され、アトピー性皮膚炎が軽減された可能性が考えられます。
つくづく、がんに対しても同様に腸内環境の大切さを感じますね。
アトピー改善へのもう一手 ビオチン
アトピー性皮膚炎の患者の方はビオチンという成分の血中濃度が低いことがわかってきています。通常この成分が欠乏することはほとんど無いと云われていますが、アトピー患者の中には原因不明でこの成分の欠乏が見られる方が多いそうです。
また女優の奈美悦子さんが罹った難病として知名度が上がった掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気にも同じようにビオチンが有効だそうです。
近年アトピー性皮膚炎患者にビオチンを処方する病院や、サプリメントもあるそうですので、乳酸菌で改善されない方はビオチンを試してみてはいかがでしょう。