大腸がん 食事で一番リスクの高い物は?
日本人に増えているがんといえば大腸がんです。
大腸がんの原因というと、一般的に食事による原因が一番高いといわれています。
ただ明確な素材としては、今のところある一つを除いて、はっきりとしたことは分かっていません。
日本は目立って大腸がんが増えている
OECD(経済協力開発機構)によると、1960年頃からのデータを見るとアメリカを中心とした欧米では大腸がんは減ってきています。
しかし日本は1960年と2009年頃を比較すると大腸がん死亡率は約2倍になっています。
もちろん高齢者が増えればがん患者も増えるとは思いますが、他のがんと比べて大腸がんは増えています。
食事の影響って具体的には?
食事、特に食の欧米化の影響は少なからずあるといわれています。
個人的には、日本人にはあまり欧米の食事は、体質的にも合っていないと思います。
もともと農耕民族ですので、雑穀や根菜などがとても体質に合っており、乳製品や肉類、砂糖はやや苦手な民族だと思われます。
事実アジア人の多くは糖質の代謝が苦手な民族が多いのです。
また炭水化物や糖質の摂取量もどんどん増えていますのでそのあたりの影響も十分に可能性としてはあると思います。
腫瘍型のがんは特に糖質がとても良いエサになってしまいます。
炭水化物も体内では糖質に変化しますから、お米やパン、小麦粉、スイーツ、ジュースなどを毎日必要以上に食べる人は要注意です。
糖質は絶対にダメ!とはいいませんが、がん患者、がん予防に関しては糖質はある程度控えた方がよいことは間違いありません。
大腸の健康に有害なものとは?
大腸がんに話をもどしますが、最近わかってきた大腸の健康に悪い物の一つにアルコールがあげられます。
国立がん研究センターによると、飲酒が大腸がん、直腸がん、結腸がんのリスクを引き上げることがわかっています。
それは飲酒量が増えれば増えるほどリスクも比例するようで、飲酒には注意が必要です。
肉よりもタバコよりも、アルコールの方があきらかに大腸には悪いということがわかっています。
特にお酒を飲むと少量でも顔が真っ赤になる人は、アルコール分解の能力がかなり低いので、飲酒自体おすすめしません。
活性酸素が大量に体内に発生する原因になります。
そういった人がタバコを吸うと、食道がんのリスクも大幅に引き上がります。
どうぞ飲酒は適量にしてください。
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