免疫力を高めよう!がん克服のためのページ

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性格から見る癌になりやすい人

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癌の原因には遺伝子、生活習慣、ウィルスなどさまざまな要因があります。とはいえ、人間は心の影響が体に強く反映すると私は考えます。

笑えば免疫力が活性化されることは医学的にも証明されています。ストレスは免疫力を下げることも証明されています。

自分がどう感じるか、どう思うか一つで免疫力にダイレクトに影響します。

それほど心の状態は大事だということです。

 

癌になり易い性格

 部屋の乱れは心の乱れとよく言いますが、心の乱れは体の乱れと言ってもあながち間違いではないかもしれませんね。

もちろん病気になったから、あなたは性格が悪いんだよ!なんてことを言いたいわけではありません。。。あくまで傾向の話です。

私自身いろいろな人と接してきましたが、メンタリティーの側面から見ると、癌や病気になりやすい人にはいくつかの傾向があるように感じます。

今日は視点を変えて、メンタリティーの側面から考えてみましょう。

 メンタルから見る 私が考える病気になりやすい人の傾向

・嫌われることをとても恐れる人

・いつも言いたいことをはっきり言えない人

・周りに気を遣い過ぎる人

・怒りっぽい人

・感謝のない人

・何かの為にいつも無理してがんばっている人

・生き甲斐が無くいつ死んでもいいと思っている人

・親も癌だったから私も癌になるかもと常に思っている人

 これらの傾向に当てはまる人が多いように感じます。これらの中には鬱病の人に多い傾向が含まれています。鬱病に限らず癌に関しても同じような傾向を個人的には感じます。

 これらすべてはストレスに直結しています。ストレスという言葉に置き換えると、たしかに簡単にまとまります。

たしかにその通りなのですが、そのストレスの元になっている部分を、自分の内側から深掘りして見ていく必要があります。

 

簡単に解説していきます。

・嫌われることをとても恐れる人

・いつも言いたいことをはっきり言えない人

・周りに気を遣い過ぎる人

嫌われることを恐れたり、言いたいことが言えない、気を遣いすぎる性格の人は、自分に自信がなく承認欲求が強い傾向にあります。

いわゆる自己肯定感が低い人です。

相手を傷つけたくない、怒らせたくないという気持ちが異常に強い人です。

自分を出せず我慢が根底に根付いている人のように思います。

それが常に我慢、そしてストレスとなっているように感じます。

あまりに我慢ばかりしてきたことで、自分の疲労や我慢に気づいていない人すらいます。

 

・怒りっぽい人

怒りっぽい人、これも我慢している人が多いですね。

勝手に自分の解釈で腹を立てて思い込んでいる場合の人が多いです。

人を自分の色眼鏡でジャッジする人にも多いように思います。常に良いか悪いか、白か黒か、正義か悪か。

あるいはいつも、「なんで私がやらなきゃいけないの!」とやりたくない事を我慢している人にも多いように思います。

 

・感謝のない人

このような方も意外に多いように感じます。

あなたは感謝を常にしていますか?してきましたか?

家族、友人、食事、お金、社会、家、自然、仕事、そして自分に。

奥様に文句ばかり言う亭主関白で傲慢な人によく見受けられます。

いわゆる感謝のできない人は、自分の思ってるように人生が進まないで、常にイライラしている傾向があります。

そういったマインドも体には良くないですね。

 

・何かの為にいつも無理してがんばっている人

これは言うまでもありませんね。

一人ですべてを背負い込んでしまう人に多いです。知恵を使ったり、人に甘えることを悪としていたり、外に助けを呼ぶことのできないプライドの高い人に多いです。

人は一人では生きていけません。

 

・生き甲斐が無くいつ死んでもいいと思っている人

このタイプの人は決して性格に問題があるというわけでは無いのですが、心に活力がありません。心の健康でいえば不健康です。

当然心の状態は体に表れますから免疫細胞もいきいきとはしないでしょう。

 

・親も癌だったから私も癌になるかもと常に思っている人

意外にこういう方は多いです。そこまで真剣に想っていなくても、時折そういったことを口に出す人は自ら自分の脳にマイナスイメージをすり込んでいることをしています。

それは、自ら病気になることを自分に言い聞かせていることになります。

 

これは結構問題があります。

言葉や想いの力は決して馬鹿にはできません。

 

スポーツ選手は普段から必ず試合のイメージをします。

そのイメージングの時に負けることばかりをイメージするでしょうか。

そんなことはないですよね。

自分が勝つイメージ、成功のイメージしかしません。

マイナスイメージをすればやはり失敗するのは誰でもわかることです。

 

 まとめ

人間の心の奥底、潜在意識はとても正直です。

あなたも普段から自分を観察し、良い心がけを大切にしてください。

自己肯定感の低い人は、自分を許すことが重要です。

あまえていいし、人に頼っても良いのです。ありのままの自分を素直に人に見せられるようになる必要があります。

 

病気に打ち勝つには治った後の良いイメージが大切です。

感謝を心がけ治った後に何をしようかと良いイメージングを、毎日心と体に教えてあげてください。

 良い心持たないと癌は治らないと私は思っています。

注目記事

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抗がん剤は使うべきか使わないべきか?

 抗がん剤は使うべきか使わないべきか?

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いきなり私の結論から言いますと、最終的には患者さん自信がしっかり調べてからの判断次第ですが、私は腫瘍系の癌は使わない方が良い、血液の癌は使うべきと思います。

肺がんなどで呼吸にダイレクトに影響が出る場合など、延命措置として、あるいは手術のために腫瘍を小さくするなどの措置も、時には必要な場合がありうると思います。

 

癌患者にとって抗がん剤は標準治療を受けるにあたって避けては通れない選択肢の一つです。

病院で癌治療をするに当たって、外科手術、放射線抗がん剤を、その症状やステージなどから最適な物を選択し、時には組み合わせて治療をしていきます。

 

ただ昔から抗がん剤の持つ弊害が一つの議論を呼んでいます。

 

それは抗がん剤の副作用、そして本当に抗がん剤は効くのか?

これらの点で患者や家族からは疑問視されているという点です。

 医者の中には延命措置としてしかとらえていない人もいるようです。

延命となるとQOL(クォリティオブライフ 生活の質)の問題も出てきます。

本当に使うことがベストなのか?

 

抗がん剤の副作用

抗がん剤の副作用はその薬剤の種類や個人差もありその症状はさまざまです。

抜け毛、皮膚炎、吐き気、下痢、頭痛、冷え、しびれ、味覚障害、倦怠感、不眠などなど非常に多様な症状があげられます。

この中では吐き気に関しては最近では効果的な制吐剤が出てきましたから、ある程度は押さえられるのですが、その他の症状などは何とも対応しきれていないのが現状です。

特に味覚障害などになる人は珍しくなく、治療終了後も治らない人も非常に多いのです。

私の周りにも何人も味覚障害の人がいます。

本当に多いです。

 

抗がん剤は副作用が多かれ少なかれ患者の負担になります。

通常、抗がん剤はパフォーマンスステータスによって使う使わないが判断されます。

パフォーマンスステータスとは、わかりやすくいうと、患者の全身状態、つまり体調や生活能力ですね。

パフォーマンスステータス - Wikipedia

 

それに血液の状態、体調、体力等が、ある程度確保できていないと抗がん剤は使用できませんからね。

 

私の知る限りの範囲でしかありませんが、抗がん剤を使用するとかなり体調は悪化する人が多いです。

 

でもそれでも癌が治るならと希望を込めて多くの患者さんが使用しています。

 

 

本当に効くのか?抗がん剤の典型的な良い治療パターン

抗がん剤は特に血液系の癌には有効です。

もちろん医者が選んだ薬が癌に合うか、体質に合うかもあります。

 

 

白血病の例

白血病抗がん剤を投与。

体質にも合っていて劇的に改善。数ヶ月の入院で退院。

 

乳がんの例

抗がん剤を投与し腫瘍が小さくなるのを確認。

その後に外科的手術で腫瘍を取り除きます。

その後予防的にさらに抗がん剤

 

あまりにざっくりな表現ですが、この様なパターンは予後が良い例です。

 

本当に効くのか?抗がん剤の典型的な悪い治療パターン

 

手術で取ることのできない腫瘍系の癌の場合、通常、治療開始は決まって強い抗がん剤を使用します。(放射線も状況によって使用)

一気に腫瘍を小さくし、あわよくば消してしまおうという判断です。

 

抗がん剤の最初の治療期間が無事終了すると、最初は大抵の腫瘍は縮小します。及び腫瘍マーカーも大幅に改善します。

この段階でたいていの人は安心します。

ただここからマーカーの値が悪くなり腫瘍がじわじわと大きくなる場合が多いようです。

 

抗がん剤により白血球の数が必ず減少するのですが、白血球の値が戻るのに時間がかかるタイプの患者さんの場合連続して強い抗がん剤は打てません。

抗がん剤で免疫力や体力が落ちると二次感染等の被害が出てくるので回復を待ちます。

 

そのタイプの人には次に最初の抗がん剤よりも効き目を落として、すこし長い期間抗がん剤を投与したり薬剤を変えます。

 

それでも効かなくなり、白血球の値の戻りが悪い人はさらに弱い抗がん剤を長期間打つパターンを試します。

 

こういったパターンの場合、体力ばかりが落ちてしまいQOLなど予後は悪いです。あくまで一例です。

 

 

抗がん剤は使わないほうが良いのか?

病院では通常、治療的、予防的な目的で抗がん剤を勧められます。

それは国が定めた標準治療ですから医者からすれば当たりまえのことです。

しかし個人的に思うのですが、私の周りで血液の癌以外で、抗がん剤で癌が治ったという人は非常に少ないように思います。

 

 

一応、昔と違い今は、抗がん剤を使った場合の生存率が何パーセントなのか、副作用についもしっかり説明されますが、ただリアルに自分の生存率を聞いてもステージの進んだ患者からすると暗い気持ちにしかなりません。

 特に肺がんや膵臓癌となると、なかなか厳しい話を聞きます。

 

もっと希望となる情報が欲しいんですが。。。

 

 

しかし最近では抗がん剤は使うべきではないという医者や、癌治療自体が無駄だからするなというような医者までさまざまです。

 

変な宗教や、代替療法なども今はいっぱい存在します。

 

こうなってくると患者の立場になれば、いったいどうすればよいのか判断できません。

 

抗がん剤はケースバイケース

実際、抗がん剤が有効な癌とあまり有効ではない癌があります。

これはネットで調べても出てきますが、多くの患者さんからヒアリングをしてきた結果でもあります。

抗がん剤が有効な癌に関しては、私の知る限りでは白血病やリンパ腫、乳がんくらいでしょうか。

これらを含む血液系の癌には抗がん剤は比較的効きやすいように認識しています。

 

それに白血病となると病院では抗がん剤しか今のところ打つ手がありません。

 

しかし腫瘍系の癌、つまり胃がん、大腸癌、肺がん、膵臓癌などにはほぼ有効でない印象を個人的には受けてます。要はこれらの癌で病院の標準治療のみで寛解の状態になった人は私の周りにはいません。0です。

たまたまなのか。。。

 

日本の医療の問題点はデータが不十分なこともあり、抗がん剤を使った場合のデータは当然あるのですが、抗がん剤を使ってない人の調査は基本的にしていないので、明白な比較対象がありません。

 

海外のデータでは抗がん剤を使った場合と、使わない場合でも予後はおおむね同じという話もあります。これについては信用に足るデータを私は持っていないので何ともいえませんが、私の周りで抗がん剤治療をしていない人は医師のしめした生存率を大幅に超えてる人も事実としています。

 

医療機関への感謝は忘れてはいけない

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ここまで結構、抗がん剤に対してはネガティブな印象が強いのですが、医療機関関係者の方への感謝の念は忘れてはいけません。

決して医療機関が悪いのでは無く、癌がそれほど手強いのです。

 

病気は癌だけではありませんし、日夜ハードな環境で従事されているドクター、看護師、薬剤師、技師のみなさん、研究機関。

そして夜中も容赦なく出動するレスキュー、救急のみなさんに対しても感謝の念が絶えません。本当に大変な仕事です。

患者を切開して手術する医者のプレッシャーは相当だと聞きます。

私の知り合いの脳外科医などは、手術前は集中力を高めるために瞑想する人もいます。

 

彼らがいてくれるおかげで私たちの生活が相当助かっていることも忘れないようにしたいです。

 

 

癌と向き合うには準備として以下の書籍がとても参考になります。

 

がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと

がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと

 

 

追記:抗がん剤に関しては腫瘍タイプ(上皮がん)に対して効く人も事実います。

常に例外があります。ただ抗がん剤治療をして寛解に至った人の多くは、外科手術を受けた人です。外科手術なしで抗がん剤だけで腫瘍が消えて治療が完了したという話はかなりレアなケースです。

 

ぜひこちらを読んでみてください。

 ↓  ↓  ↓  ↓

immunityup.hatenablog.com

 

 

 

癌治療 メンタルの状態が治療に影響する

あなたはポジティブですか?ネガティブですか?

癌治療において、落ち込んでいる人より、前向きな人の方が明らかに治療成績が良い。

これは厳然たる事実だと思います。癌患者のおよそ半数はうつ状態になるといわれています。

それは治療においてやはり放っておけないマイナス要素です。

 

私の知る限り、私がカウンセリングした患者さんの中で、前向きな患者の人はとても予後が良く、余命3年と宣告された人でも5年以上経っても元気に生活されている人を少なからず見ます。癌が不思議と消えた人、癌と共存している人もいます。

 

以前カウンセリングした大腸癌の患者さんで、ステージ3でリンパ節転移がある人でも、外科的手術のみで抗がん剤は拒否した方がいました。その人は5年経過後もマーカー値も正常で、今も元気で健康的な状態でおられる人もいるわけです。担当医は何度も不思議がっていたそうです。患者が良くなって不思議がる医者がいるのかとある意味呆れますが。。。

それほど医者から見ると不思議な症例だったのでしょうか。

抗がん剤を打つなと言いたいわけではありません。抗がん剤はケースバイケースです。

抗がん剤についてまた別の機会にお話したいと思います。

 

この患者さんは、私から言わせれば、外科的切除はしてますから体内から癌細胞は著しく減り、抗がん剤を打たなかったことで自分の細胞がダメージを受けなかった。それによりメンタルや生活習慣を改善し腸内環境なども良くなり体調が整った。結果しっかり調子が良くなった。

理屈としてはそんな感じでしょうか。あくまで憶測ではありますが、的外れとまでもいかないとも思います。

 

大腸癌はステージ3でも元気に回復している人を私は何人も見ています。

大腸癌は予後も比較的良い癌です。癌の中でも女性に非常に多い癌ですが、ステージが進んでいても他の癌よりも治療成績がよいです。

ステージ2以下ならほぼ治ります。

 

とはいえ中にはステージが2でも転移する人もいますし、逆にすぐ再発する人もいます。

治る人と治らない人、あるいは再発する人の差、これは癌の種類や本人のもともとの免疫力、場合によっては遺伝子レベルの状態まで原理が解明されてこないと、正確なことは解らないことかもしれませんので、一概にこれが絶対だとは言い切れません。

しかし再発した人をみるとはっきり解るのはメンタリティがあまりよろしくない人が多いように思います。もちろん癌腫によりけりでもあるので例外もありますが。

 

繰り返しますが、癌種や体調にもよりますが、予後が悪い、あるいは再発が早い人に多いのは、ネガティブな思考の強い人ほど、病気がより進行してしまう傾向が強いと個人的には感じます。

 

くどくどと話してきましたが、気持ちがそれほど免疫力に影響するということです。

 

不安は消せないのは仕方ないです。命に危険があるのですから当然ですし、自然なことです。告知を受けて恐怖を通り越して頭が真っ白になった方も多いことでしょう。

私も不安や恐怖を無くせとはいいません。

ただ事実として不安だけだと治り難いです。

 

ですから希望を持つこと、治ると思うことが月並みな言い方ですがとても大事です。

むしろ「私はきっと治る」と思うより「私はもう治りかけている」とイメージし続ける方がリアリティがあって良いかもしれません。

「私は治る」と思う場合、心の底からそう思えられれば良いのですが、本当に治るのだろうかと結果ばかりを意識してしまうと、不安ばかりにフォーカスしてしまいがちです。

だから「私はもう治りかけている、だからOK」と思う方がより前向きになりやすいと思います。心配性より楽観的な人の方が予後が良いのです。

いずれにせよ、良い意味で自分を騙していくことができると治療成績も免疫力も上がっていきます。これもまた事実です。

 

毎日自分の中にある免疫細胞達が、がん細胞を食べていくようなイメージを持ち続けてほしいと思います。

体がどんどん元気なっていくイメージを持ってほしいです。

治療のやり方は医者が決めます。

しかし在り方は医者の仕事ではありません。

在り方は自分で決めるものです。

他人任せにしないで是非自分でできる良いイメージをしてほしいです。

 

「病人」を、気持ちの上であえて辞めてみる。そう在り方を決めてみる。

体はそれに合わせようと動き始めます。

私はそう確信しています。

 

自分で病人にどっぷりなりきるのはやめましょうよ。