体調不良の原因 実は「口の中」かも?
原因不明の体調不良に悩まされている人が多くいることを良く聞きます。
体調不良があれば、それはすべて免疫力に影響します。
ですからある程度は改善しなければなりません。
いろんな病院へ行き、検査をしても異常が無かったり診断を受けても疲れや自律神経失調症と診断される人も多いことでしょう。
原因不明の体調不良の原因にはさまざま要因があります。
ストレス、自律神経失調症、睡眠不足、運動不足、栄養の偏り、食物アレルギー等々。。。
その中でも、今日は原因不明の不調で「口の中に原因がある場合」にフォーカスしたいと思います。
実は口腔ケアに問題があると健康障害を及ぼす場合が希にあります。
いろいろ調べても原因を見いだせない方の原因に、これが当てはまる場合があるかもしれません。
あなたは虫歯治療をしたことがありますか?
もし一回でも虫歯治療をしたことがある人は一度チェックをした方が良いことがあります。
実は虫歯治療に使っている「金属」が体に悪影響を及ぼしている場合があるのです。
歯の詰め物やかぶせ物の金属のことです。
要は金属アレルギーをおこしていたり、唾液の電解質で溶けた水銀などの毒性の高い金属成分が体に悪影響を及ぼしている可能性があります。
昔は、「アマルガム」という水銀をつかった合金を頻繁に歯の詰め物としてつかっていました。
現在では日本では使われなくなってきていますが、20年、30年前に虫歯治療をしたことのある人なら、アマルガムを使用されている可能性が非常に高いです。
アマルガムに準じて「パラジウム合金」という物も虫歯治療で使われていますが、こちらも問題視されています。
海外ではこれら人体に害を及ぼす可能性の高い金属は使用禁止の傾向にあります。
金属は他にもニッケルクロム、銀合金、チタン、金合金など様々あります。
インプラントでも金属アレルギーを起こす人もいます。
これら金属が引き起こす可能性のある体の不調
・アトピー性皮膚炎
・皮膚の痛み
・体のだるさ
・頭痛
・めまい
・関節痛
・腕や脚のしびれ
・鼻炎
・ほてり
・むくみ
様々な検査をするものの、なかなか原因が特定できない場合に、歯の詰めものの可能性があります。
一度歯医者さんに見てもらって対策を施した方が良いかもしれません。
虫歯治療後の歯の補修で、金属系のものが合わないのなら「レジン」へ切り替えることも一つの方法です。
レジンはわかりやすくいえばプラスティックです。奥歯でなければ耐久性に関しては問題ないです。
もちろんこれも体に合う合わないがありますが、金属が影響しているかどうかを判別するには安価でおすすめです。
原因不明の体調不良が続く方は、一度歯の詰めものを調べてみて下さい。
参考サイト
アマルガム 金銀パラジウム合金の除去 噛み合わせ治療で全身からアトピー性皮膚炎 掌せき膿胞症 頭痛 肩こり 腰痛を診る 中垣直毅