免疫力を高めよう!がん克服のためのページ

癌の知識、治療のあれこれ、免疫力、癌と向き合うメンタリティ、イメージング、食事、最先端医療などの情報をお届けします。

大腸癌 内視鏡は2㎝が境目

大腸癌 内視鏡は2㎝が境目

f:id:immunityup:20170603110057j:plain

大腸癌が日本人に多くなっています。

先日、歌手の財津和夫さんが大腸癌に罹っていると発表がありました。

さらっと記事を読んだだけなので詳細はわかりませんが、財津和夫さんの場合は、腸閉塞を発症しその検査の結果大腸癌ということが判明したようです。

となると、財津さんの場合は大腸ポリープが大きくなってしまい腸をふさいでしまった可能性が一番高いと思います。

 

おそらく検査を受けるまでは、便通の調子が悪かったり、時々痛みが走ったりすることが頻繁にあったかもしれません。

痛みは無くとも、細い便しか出なくなっていたなんてこともあったかも知れませんね。

 

私の知人にも大腸癌になった方が数人いますが、そのうちの一人の場合は全く痛みはなく、便通が細いということで大腸検査を受診し、まさかのステージ4の大腸癌と診断さました。

1年以上おなかの痛みを放置して肝臓にまで転移してしまった方もいます。

 

ときおりこうした強い症状がなくてもステージ4を宣告される場合があるので少し気をつけたいところです。

とはいえ多臓器転移さえなければ、大腸癌は癌の中でも比較的対処しやすい癌です。

 

財津さんの回復を心より願っております。

 

大腸癌は早めの検査によって8割は楽勝

とはいえ、大腸癌は定期的な大腸カメラをやることで格段に怖さが少なくなる癌です。

腸の表層にできる浸潤タイプの大腸癌はさすがに悪性度が高いのですが、大腸癌患者の8割は腫瘍タイプの癌です。いわゆる大腸ポリープのタイプです。

そのタイプであるならば大腸カメラで簡単に切除することができます。

ただし内視鏡でポリープを取るにも、取れる大きさには限界があるので、早ければ早いほど良いということなんです。

 内視鏡で切除できる腫瘍の大きさは2センチ強くらいまで

今現在の技術では、ポリープが2センチを超えると切除が難しくなります。

腸の内径の大きさにもよるかもしれませんので、断定まではできませんが。

良性悪性関係なく単純にポリープの大きさの問題です。

その場合は本格的な手術ということになるのでとにかく面倒です。

それは避けたいですよね。

 

ポリープの大きさが3㎝になってくるとほぼ手術で間違いないでしょう。そうなってしまうと、全身麻酔や手術で受ける体へのダメージも大きくなってしまいます。

腸を切除すれば、後々に腸が癒着をおこしやすく痛みが出る場合もあります。

大腸を切除すると腸が短くなるためにお通じにも弊害で出る場合があります。

いきなり便意を催したりして、外食をしても常にトイレの事が気になってしまう人もいます。

 

ポリープが小さいうちなら大腸カメラで簡単に痛みも無く切除できてしまうことを考えると随分な差になってしまいますね。

ですから定期的に大腸カメラで検査をすることは重要ですね。

 

特にお酒をよく飲まれる方や煙草を吸われる方などはポリープが出来やすい傾向にあるので症状が無い今のうちの検査をおすすめします。

飲酒で顔がすぐに赤くなる人は、アルコールの影響で格段に癌になりやすくなるタイプなので要注意ですよ。活性酸素は要注意です。

 

大腸カメラなら検査は半日かからないです。

手術のことを思えば簡単な話です。

 

何事も日頃の心がけがトラブルを少なくします。

 

わたしも前回大腸検査を受けてから5年が経とうとしているので、今年は検査を受けようと思います!

 

immunityup.hatenablog.com

 

 

 

体調不良の原因 実は「口の中」かも?

体調不良の原因 実は「口の中」かも?

f:id:immunityup:20170601101425j:plain

原因不明の体調不良に悩まされている人が多くいることを良く聞きます。

体調不良があれば、それはすべて免疫力に影響します。

ですからある程度は改善しなければなりません。

 

いろんな病院へ行き、検査をしても異常が無かったり診断を受けても疲れや自律神経失調症と診断される人も多いことでしょう。

 

原因不明の体調不良の原因にはさまざま要因があります。

ストレス、自律神経失調症、睡眠不足、運動不足、栄養の偏り、食物アレルギー等々。。。

 

その中でも、今日は原因不明の不調で「口の中に原因がある場合」にフォーカスしたいと思います。

実は口腔ケアに問題があると健康障害を及ぼす場合が希にあります。

いろいろ調べても原因を見いだせない方の原因に、これが当てはまる場合があるかもしれません。

 

あなたは虫歯治療をしたことがありますか?

 

もし一回でも虫歯治療をしたことがある人は一度チェックをした方が良いことがあります。

 

実は虫歯治療に使っている「金属」が体に悪影響を及ぼしている場合があるのです。

歯の詰め物やかぶせ物の金属のことです。

 

要は金属アレルギーをおこしていたり、唾液の電解質で溶けた水銀などの毒性の高い金属成分が体に悪影響を及ぼしている可能性があります。

 

昔は、「アマルガム」という水銀をつかった合金を頻繁に歯の詰め物としてつかっていました。

現在では日本では使われなくなってきていますが、20年、30年前に虫歯治療をしたことのある人なら、アマルガムを使用されている可能性が非常に高いです。

 

アマルガムに準じて「パラジウム合金」という物も虫歯治療で使われていますが、こちらも問題視されています。

 

海外ではこれら人体に害を及ぼす可能性の高い金属は使用禁止の傾向にあります。

金属は他にもニッケルクロム、銀合金、チタン、金合金など様々あります。

インプラントでも金属アレルギーを起こす人もいます。

 

 

これら金属が引き起こす可能性のある体の不調

アトピー性皮膚炎

・皮膚の痛み

・体のだるさ

・頭痛

・めまい

・関節痛

・腕や脚のしびれ

・鼻炎

・ほてり

・むくみ

 

様々な検査をするものの、なかなか原因が特定できない場合に、歯の詰めものの可能性があります。

一度歯医者さんに見てもらって対策を施した方が良いかもしれません。

 

虫歯治療後の歯の補修で、金属系のものが合わないのなら「レジン」へ切り替えることも一つの方法です。

 レジンはわかりやすくいえばプラスティックです。奥歯でなければ耐久性に関しては問題ないです。

もちろんこれも体に合う合わないがありますが、金属が影響しているかどうかを判別するには安価でおすすめです。

 

原因不明の体調不良が続く方は、一度歯の詰めものを調べてみて下さい。

 

参考サイト

アマルガム 金銀パラジウム合金の除去 噛み合わせ治療で全身からアトピー性皮膚炎 掌せき膿胞症 頭痛 肩こり 腰痛を診る 中垣直毅

 

immunityup.hatenablog.com

 

抗がん剤が効く例と効かない例

抗がん剤が効く例と効かない例

f:id:immunityup:20170120155724j:plain

わたしは常々このブログの他の記事でも同じような事を言っていますが、抗がん剤はとにかく正常細胞へのダメージが凄まじい割に、血液系の癌や一部の癌以外にはほとんど効果がないので、使用には慎重になった方が良いと思っています。

 

多くの医者が患者には言いませんが、自分が癌になったら抗がん剤を使うのかと聞くと、大抵の人は使わないとよく言います。私の知人の医者も同じ事を言っています。自分が使いたくないのに人には使うのは何とも罪深いような気がします。。。

国が定めたルールに医者は従うしかないので仕方ありません。

 そんな悪者よばわりの抗がん剤ですが、抗がん剤を使っても希に体質的に強い人がいます。

 

 抗がん剤の効きやすい人

それは、子供です。小児癌の場合、抗がん剤を使っても予後が良いケースが比較的多いです。薬に対する効果が出やすく回復も早いことがあるようですが詳細なメカニズムはまだ確定されていません。子供にできる癌の種類にもよるのかも知れません。

 

そして大人でも抗がん剤が有効なケースは白血球の回復が異常に早い人です。

そういった人には有効度はあがります。こればかりは今のところ体質としか言いようがありません。

 

しかし大半の人はそんなことはほぼないので、抗がん剤の使用には慎重に検討することが必要です。

※この情報元に関してはあくまで個人の体験によるものです。

 

 抗がん剤に効果が期待できる癌

今のところ私がドクターから聞いている抗がん剤の効果がありそうな癌は、絶対ではありませんが以下です。

・白血病

・悪性リンパ腫

・子宮繊毛癌

・睾丸腫瘍

・一部の乳がん

 

極めて抗がん剤が効きにくい癌(延命効果は別)

・膵臓癌

・腎臓癌

・肺がん

これらの癌には完治を目指す意味としては、ほぼ無意味な場合が多いです。

希に体質的にフィットして劇的に効く人もいるそうなので、完全には否定はしませんが、私なら腫瘍タイプの癌なら手術は状況により、やったとしても抗がん剤は今のところやらないです。体力や免疫力が極端に落ちてしまい、ただただ悪化を促進させます。

 

アメリカのデータでは抗がん剤を使っても使わなくても余命に差がないというデータも一部あります。

私の周囲の人で抗がん剤を使った人と、少数ではありますが抗がん剤を使っていない人を見比べてみると、使っていない人の方がどちらかというと延命率や予後がいいです。

(抗がん剤を使わない人に関しては、病気になる前の生活習慣を変えたり、運動、ストレスフリー、腸内環境の改善、体温アップ、筋力アップ、瞑想など、その人なりにいろいろと生活環境を変えたからこそ、予後が良いのもあるでしょう。)
www.kenkou-up.xyz

 

しかし、抗がん剤は何をもってして薬剤の効果があるのかという議論もありますが、どの抗がん剤も臨床テストで一定の基準をクリアしたことで認可されています。

かいつまんで言えば、腫瘍は消えなくとも、一定期間の間に一時的に1ミリでも腫瘍が小さくなったことが認められたので認可されています。

 

ですので、抗がん剤は完治というよりは延命を目的としていることの方が強いと私は思っています。

 関連記事:ビジネスジャーナル

しかし、抗がん剤はダメージの蓄積があるのが怖いのです。

使えば使うほど、体に甚大なダメージが蓄積します。

 蓄積が無ければまだいいのですが、血管や細胞はどんどんぼろぼろになっていきます。

抜け毛、味覚障害や手足の冷たさ、シビれなどもとても多いです。

それで延命が10年以上伸びるのならまだしも、早ければ1、2年のうちに命を落とす人もいます。

そうなってくると、何もしなくてもそれくらい生きられるのでは?という疑問をいだく遺族の方も多いです。

 

また、数回の抗がん剤使用で甚大な副作用で亡くなる人がいるのも事実です。

 

若い人は体力があるので余程すぐにダメージがでることはないとしても、高齢者にとってはかなり危険な行為です。

1回の抗がん剤で免疫力が危険水域まで減少し、肺炎を起こして死んでしまうこともあります。

副作用を抑えるために、痛み止め、吐き気止めなども多用します。

これにより体に現れる副作用の不調は軽減されたり、苦痛は感じなくなりますが、感じなくなるだけでダメージを消しているわけではないのです。

それを勘違いしてはいけません。

 

少なくとも治療成績の悪い癌であるならば、抗がん剤を使っても使わなくても変わらない事が多い。そうであるならば、使わない選択をした方がよほど他の選択肢を試すことができるとも考える人もいます。

他の治療選択肢については、抗がん剤よりよほど有効な代替療法や免疫賦活に役立つ健康成分なども今は出てきています。ただ怪しい治療法が多いのでそれも返って問題が出ることもあるのが悩ましいところです。

個人的には栄養状態を正確に調べ、糖質制限をしながらの治療であれば成果がでるのではと考えています。 

 抗がん剤に関しては腫瘍タイプ(上皮がん)に対して効く人も事実います。

常に例外があります。ただ抗がん剤治療をして寛解に至った人の多くは、外科手術を受けた人です。外科手術なしで抗がん剤だけで肺や膵臓、肝臓、大腸の腫瘍が消えて治療が完了したという話はほぼ聞いたことがなくレアなケースです。

 <関連記事>

www.kenkou-up.xyz

 

www.kenkou-up.xyz